Sotogofunコラム
Instagramで何度も投稿しているのに、なぜお客さんはサービス内容を理解してくれないのか
飲食店経営者・店長向け実務コラム
Instagram上に毎週投稿を上げているのに、「サービス内容について質問がこない」「プロフィールのリンクをクリックしてくれない」という相談をよく聞きます。
特に7月のような夏場は、お客さんがSNSを見る時間も限られています。その限られた数秒の中で、あなたのお店が「何をしているのか」「どんな人に向いているのか」を伝え切れていないと、いくら投稿を重ねても認知には繋がりません。
多くの飲食店経営者が陥る落とし穴は、「投稿の数」と「お客さんの理解」を同じものだと考えてしまうことです。
過去のコラムでも触れましたが、お店の入り口とコンセプトのミスマッチは、どれだけの努力を重ねても売上に繋がりません。Instagram上でも同じことが起きているのです。
「わかりやすさ」は小さな改善の積み重ね
では、どうすればお客さんにサービス内容が伝わるのか。
答えは、プロフィール欄と投稿の導線を「3段階で説明する」という小さな工夫です。
第1段階:プロフィール欄 「何ができるのか」を一言で。例えば「個室で貸切できる居酒屋」「無添加パンの朝食カフェ」など、訪問前に決まる要素を明記します。
第2段階:プロフィール下のバナー・ストーリーズハイライト 「メニュー」「貸切について」「営業時間」など、よくある質問を3〜4つのビジュアルで視覚化します。お客さんが「詳しく知りたい」と思った時に、すぐ答えが見つかる状態にしておくことです。
第3段階:投稿キャプション 写真やリール動画だけで「わかる」と思わず、キャプションで背景や狙いを簡潔に書く。同時に、最新のInstagram対策として「ハッシュタグではなくキーワードを自然に盛り込む」ことが重要です。例えば「貸切で使える」「子連れOK」といった、お客さんが実際に検索する言葉をキャプション内に入れておくと、Instagram側が正しい人に届けてくれます。
この3段階を整備することは、大きな施策ではありません。むしろ「小さな改善」です。しかし、この小さな改善の積み重ねが、お客さんの理解度を大きく変えます。
お客さんが本当に知りたいのは「あなたのお店の背景」
もう一つ大切なのは、「なぜそのサービスをしているのか」という背景を伝えることです。
過去のコラムで「繁盛店の店主が大切にしていること」について書きました。そこで触れたのは、値引きではなく「人間関係」を大切にした経営がリピート獲得の鍵だということです。
これはInstagramでも同じです。「貸切個室あります」という情報だけでは、他のお店と変わりません。しかし「家族の大切な日を、静かで落ち着いた空間で過ごしてほしい」という想いが伝わると、お客さんとの関係性が変わります。
投稿の中に、あなたがそのサービスをしている理由や、過去のお客さんの声を少しずつ入れていく。これも「小さな改善」ですが、お店とお客さんの信頼関係を作る上で欠かせません。
明日からできること
今週、以下の3つを確認してみてください。
1. プロフィール欄に「何ができるお店か」が一言で書かれているか
2. ストーリーズハイライトに、よくある質問への答えが視覚化されているか
3. 直近の投稿キャプションに、お客さんが検索しそうなキーワードが自然に入っているか
この3つが整備されるだけで、同じ投稿数でも「お客さんの理解度」は変わります。大きな施策を待つのではなく、今あるInstagramをもう一度見直す。その小さな改善が、夏場の申し込みを増やす第一歩になるはずです。
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お店の入り口とコンセプトのミスマッチが、努力を無駄にしている。一貫性を持つことが売上向上の鍵
値引きではなく、人間関係を大切にした経営がリピート獲得の鍵
値上げを拒否ではなく快諾することで、食材品質の安定供給と生産者との関係構築につながり、お店の成長につなげられる

