2025年の飲食店はどうなるのか?
ここを気にされる方も多いので小島の考えをお伝えさせていただきます。
今年は何と言っても大阪万博が気になるかと思います。
多くの人出を必要とすることから、
時給の高騰を危惧されますね。
AIに聞いてみると・・・
大阪万博のスタッフの給与は、職種や働き方によって異なります。
職種や働き方 | 時給 |
---|---|
EXPOサービスクルー(コアクルー) | 1,850円 |
EXPOサービスクルー(サポートクルー) | 1,850円 |
一般事務(パソナ) | 1,700円 |
翻訳・通訳(パソナ) | 1,650円 |
一般事務・データ入力(パソナ) | 1,380円 |
入場口での手荷物検査(スタンバイ) | 2,100円 |
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式(大阪府) | 1,900円 |
期間は、
2024年10月の研修期間~2025年10月の会期終了まで
などとあり、
普段の時給感覚からかけ離れて高い時給になっています。
万博パビリオン内の飲食でも時給1700円~
となっています。
万博周辺では、新たに求人しても集まりにくかったり
忙しいのに人手不足が重なり、難しい時期がくると考えられます。
万博の開催前の3月20日から開催終了後まで10月20日くらいまでの
人材確保が課題になります。
(万博開催:2025年4月13日~10月13日まで)
特にゴールデンウイーク、夏休みのお盆期間、シルバーウイークの人手不足は深刻になると思います。
万博周辺以外はそこまで影響は来なくても、
毎年50円程度アップしている時給を考えて
時給アップの先取りで人材の流出防止は必須かと思います。
物価上昇が飲食店経営を圧迫する
人手不足に加えて、もう一つ大きな課題となるのが物価上昇です。
食材や光熱費の高騰は、飲食店の経営を圧迫する大きな要因となります。
値上げをせずに我慢し続けると、利益が減少し、経営が苦しくなることも。
かといって、安易に値上げをすると、お客様が離れてしまう可能性もあります。
物価上昇は今後も続いていくと考えられます。
今までが安すぎたと思います。
日本の食やサービスのクオリティーは世界一とも言えるのに
その価格は本来の価値何分の一にも満たない。。。
本来の価値に適正な価格、物価になるまでは上昇は続いていくと思います。
日本は価値を伝えることとても不得意だと思います。
だんまりと「食べればわかる」的なことが美徳とされていたり、
言わないことが良いことという、文化も残っている。
しかし、世界との距離が近くなったいま、
世界と闘うことになってきます。
そうした中、伝えることを力を入れている世界の中で
だんまりとしていたらその価値を伝えられずに埋もれていってしまいます。
なのでより伝えることも大切になっているので伝え方も
飲食店にとって重要である一年になると思います。
2025年を乗り越えるための筋肉質な体制づくりとは?
また今年の飲食店の課題は、2025年に何が流行るとか○○ブームを予測して動くとかでなく、
筋肉質な体制づくり
このひとつだと思います。
人手不足でも問題なくお店を回せる体制づくり。
そして、少数精鋭でガッツリ売上を上げらるチームビルディング。
その仕組みから生まれる大幅なスタッフの待遇改善。
これだけを2025年は取り組んでも良いくらい今後の中長期的にも戦える土台をつくりを考えて良いと思います。
時代の流れで必要とされる商品は把握して適時商品化しつつ、
忙しさの波に左右されないお店になるにはどうしたら良いのか?
ここをスタッフとともに考える時間を作ってみてください。
筋肉質な体制とは、人手不足や物価上昇といった外部環境の変化に左右されない、強い組織のことであり、
- 効率的なオペレーション
- 無駄なコストの削減
- 業務のシンプル化による多能工化
などを実現することで、少ない人数でもお店をスムーズに運営できる体制を構築することです。
少数精鋭で売上アップ!チームビルディングのススメ
筋肉質な体制づくりのためには、少数精鋭で高いパフォーマンスを発揮できるチームを作ることが重要です。
そのためには、スタッフ一人ひとりの能力を最大限に引き出し、チームワークを高めるための取り組みが欠かせません。
例えば、
- 定期的なミーティング
- 目標設定と進捗共有
- スキルアップのための研修
- コミュニケーション活性化のためのイベント
などを実施することで、スタッフ間の信頼関係を築き、一体感を醸成することができます。
スタッフの待遇改善で定着率アップ!
人材不足の時代、優秀なスタッフを確保し、定着率を上げるためには、待遇改善が必須です。
給与はもちろんのこと、福利厚生や労働時間、休暇制度など、働きやすい環境を整えることで、
スタッフの安定的なモチベーション向上に繋がります。
もちろんSotogo fun会員の皆様は、春までに一緒に考えていきましょう!
それでは2025年も一日一改善で顔晴りましょう(^^♪