メニュー改善

メニュー心理学『初頭効果』活用で売上アップ!

日々の営業、お疲れ様です!
さて、皆さんはメニュー表をじっくり見直したことってありますか?
実は、メニュー表ってただ料理を並べてるだけじゃとてももったいない。

ちょっとした工夫で、お客さんの注文をグッと増やすことができます。

今回は、心理学の「初頭効果」を使って、売上アップにつなげるメニューの作り方についてお話します。
「初頭効果」って何か、どんな風にメニューに活かせばいいのか、お伝えさせていただきます。

メニューの秘密兵器!「初頭効果」ってなに?

まずは「初頭効果」について説明しますね。

これは、人が何か情報を得るとき、最初に見た情報が一番印象に残るっていう人間の心理のことなんです。

例えば、初めて会った人の第一印象って結構覚えてますよね?
それと同じで、お客さんがメニューを見た時、最初に目にする料理に一番惹きつけられるってことなんです。

売上アップの鍵!メニューへの「初頭効果」活用術

じゃあ、この「初頭効果」をどうやってメニュー作りに活かしたらいいんでしょうか?
いくつかポイントがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

  • お店の看板メニューは最初にドン!と見せよう! 自信作や、利益率の高いメニューは、メニューの一番最初にドーンと載せちゃいましょう。お客さんの目に飛び込んできて、注文したくなる気持ちが高まります。
  • 写真で食欲を刺激しよう! 人は見た目で判断する生き物です。美味しそうな料理の写真、シズル感のある写真を載せることで、お客さんの食欲を刺激して、「これ食べたい!」って思わせちゃいましょう。
  • 「おすすめ」の言葉で後押し! 「店長おすすめ!」とか「人気No.1!」みたいなコメントを添えるのも効果的! お客さんは、「みんなが注文してるなら、きっと美味しいんだろうな」って安心して注文しやすくなります。
  • お得なセットメニューで客単価アップ! メニューの最初に、お得なセットメニューを載せるのもアリですね。
    お客さんは、「単品で頼むよりお得じゃん!」ってことで、セットメニューを選びやすくなるので、客単価アップに繋がります。

例えば、ラーメン屋さんなら…

例えば、ラーメン屋さんだったら、一番最初に「特製全部のせラーメン」の写真をドーンと載せて、「当店人気No.1!」とか「こだわりのスープが絶品!」みたいなコメントを添えてみましょう。

きっと、お客さんは最初にこのラーメンに目がいって、注文したくなるはずです。
さらに、その下に餃子やチャーハンとのセットメニューを載せておけば、客単価アップも狙えます!

なんで「初頭効果」がそんなに大事なの?

「初頭効果」がメニュー作りで重要だってことはわかったけど、なんでそんなに効果があるんでしょうか?

それは、お客さんがメニューを隅から隅までじっくり見ているとは限らないからです。 多くの人は、メニューをパッと見て、最初に目についたものを注文する傾向があります。

だから、最初に何を見せるかが重要になってくるんですね。

「初頭効果」を最大限に活かす!具体的なステップ

では、「初頭効果」を最大限に活かすには、具体的にどんなステップでメニューを作っていけばいいのでしょうか?

ステップ1:お店の強みを再確認!

まずは、自分のお店の「強み」を再確認しましょう。

「うちの店はこれが自慢!」っていう看板メニューや、こだわりの食材、他のお店にはない調理法など、お客さんにアピールできるポイントは何でしょうか?

この「強み」を、メニューの最初にドン!と打ち出しましょう。

ステップ2:メニューの配置を見直そう!

次に、今のメニューの配置を見直してみましょう。

一番最初に載っているメニューは本当にそれでいいのかな?
お客さんに一番見てほしいメニューはどれだろう?
お店が一番自信のあるメニューが最初に載っているか?
お客さんにとってもお店にとっても注文してもらうと嬉しいメニューは?
ってことを考えて、メニューの順番を入れ替えてみましょう。

ステップ3:写真とコメントをもっと魅力的に!

写真とコメントも重要な要素です。

写真は、プロのカメラマンに頼んだり、スマホで撮るにしても、光の当たり具合とか角度を工夫して、より美味しそうに見えるようにしましょう。

コメントは、ただ料理の説明をするだけじゃなくて、「とろけるような食感」とか「一口食べたら止まらない!」みたいに、お客さんの食欲をそそる言葉を使うといいですよ。

ステップ4:お客さんの反応をチェック!

メニューを改善したら、お客さんの反応を見てみましょう。

どんなメニューがよく注文されてるかな? お客さんからどんな質問が多いかな? ってことをチェックすることで、メニューが効果的に働いているかどうかわかります。

もし、改善が必要そうだったら、どんどん修正して、より良いメニューを目指しましょう。

ステップ5:定期的な見直しを忘れずに!

メニューは一度作ったら終わりではありません。

季節の食材を使ったり、お客さんの好みが変わったりすることもあるので、定期的に見直すことが大切です。
そうすることで、お客さんを飽きさせずに、お店を盛り上げていくことができます。

「初頭効果」を活かす上での注意点

「初頭効果」を活かすのもいいけど、いくつか注意点があります。

誰に何をアピールしたいか?

どんなお客さんをターゲットにしてるかによって、メニュー構成は変える必要があります。
例えば、若い人向けのメニューなら、写真映えするような料理を最初に持ってくるといいかもしれません。
年配の方向けのメニューなら、健康に良い料理を最初に持ってくるのもいいでしょう。

メニュー全体のバランスも大事!

「初頭効果」だけにこだわらず、メニュー全体のバランスも考えることが大切です。
最初にガッツリ系の料理を載せるのもいいけど、その後ろにあっさりした料理やデザートを載せることで、最後まで飽きずに楽しんでもらえます。

スタッフにもちゃんと教えよう!

新しいメニューができたら、スタッフにもしっかり説明しておきましょう。
スタッフがメニューの内容を理解して、お客さんにうまく説明できれば、注文率もアップします。

お客さんの声を聞こう!

お客さんの意見を聞くことも大切です。
アンケートを取ったり、お客さんに直接感想を聞いたりして、メニュー作りに活かしましょう。

他の心理効果も使ってみよう!

「初頭効果」以外にも、お客さんの心理に影響を与えるテクニックは色々あります。

例えば、「本日限定」とか「数量限定」って書くと、人は「今買わないと!」って気持ちになるんです。
これを「希少性の原理」って言うんですけど、メニューにも応用できます。

他にも、「おとり効果」っていうのもあります。
これは、3つの価格帯の商品を用意して、真ん中の価格帯を一番魅力的に見せることで、お客さんにその商品を選んでもらうように仕向ける方法です。

さらに、「アンカリング効果」っていうのもあります。
これは、最初に高い値段の商品を見せて、その後に安い値段の商品を見せることで、お客さんに「安い!」と感じさせる方法です。

これらの心理効果をうまく組み合わせることで、さらに売上アップを目指せるでしょう。

まとめ

今回は「初頭効果」を使ったメニューの作り方についてお話しました。

メニュー作りって、お店の売上を左右するくらい重要なことなんです。
心理学の知識をうまく活用すれば、お客さんに喜んでもらえるし、売上アップにも繋がるし、いいことづくめです。

ぜひ、今回の記事を参考に、お店のメニューを見直してみてくださいね。

もし、メニュー作りで悩んでることがあったら、いつでも Sotogo fun に相談してくださいね!

それでは、今日も一日、顔晴りましょう!


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