新人スタッフが入ってきて教えることが満載の時期かと思いますので
今回は接客のポイントをお伝えさせていただきます。
小島も接客は十年以上飲食で経験してきましたので
かなり意識して接客について学んで実践してきました。
その中で得たことで大事なことはたくさんあるのですが
接客は始めと終わりを意識することは
とても大切にしていました。
始めと終わりとは、
お客様が来店した時とお帰りの時ですが
実はそれ以外もあります。
来店して席案内をし終わった時、
注文に伺う時と注文聞き終わった時
料理提供でテーブルに着いた時と離れる時
お会計で伝票を貰った時と会計終了した時
そして、お見送りでドアを開ける時と見送った時。
様々な始めと終わりがるといえます。
このそれぞれの始めと終わりを丁寧に行うことで
印象は全く異なります。
例えば、お会計終わった後、お客様がお店を出る時
あなたのお店ではどうしていますか?
お会計終わったスタッフはお金をしまうことに集中してしまっていたり、
テーブルを片づけることに集中してお客様がお店を出るのに背を向けていたり
していませんでしょうか?
お客様が少ない、もっと来店して欲しいのなら
まずは来てくれたお客様にもう一度来店してもらおうという気持ちが大事です。
ですが物事に集中していると気持ちはあっても表すことが出来ない場合があります。
それでは勿体ないですよね。
なのでスタッフに教えてあげてください。
せっかくどんな良い接客・サービスをしても
始めと終わりを意識していないと
お客様は冷めてしまいます。
上記の例で言うと、
お金をしまうことも大事ですが
お客様を見送ることはもっと大事です。
お客様がドアを開けて外に出る時は
しっかりとお客様に顔と胸を向けて
「ありがとうございました!」
「またお待ちしております!」
などと声掛けをしてみてください。
テーブルを片づけている時も同じに
顔と胸をお客様に向けて言う。
そして、その他のスタッフもどんなに忙しくても同じです。
小島はどんなに忙しくても
自動ドアを自分で開けてお客様をお見送りしていました。
余裕がある時は外に出て見えなくなるまでお見送り。
注文を受ける時と注文受けた後も同じです。
お客様に呼ばれて席に着いたら
「お待たせいたしました!」
と笑顔で、
注文を聞き終わったら
「ご注文ありがとうございます。」
とニコっと笑顔で言って、一礼してワンテンポしてから
テーブルを後にします。
こうして始めと終わりを意識して
行動するとメリハリが出て
とても良い印象を感じていただけます。
また、スタッフ自身も始めと終わりを意識することで
心に余裕が持てるようになります。
慌てている時ほど
同じペースで動いてしまっているものです。
慌てずに対応できる熟練のスタッフになると
こうした緩急のメリハリをつけて動いているので
慌てることはありません。
こうしたことでスタッフも安心して働けるようになり
スタッフもお客様も定着率アップすることができます。
なのでスタッフのためにもなるので
始めと終わりを意識してみることを実践してみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪