Sotogofunコラム
梅雨時期に客足が減る店と増える店の違い
飲食店経営者・店長向け実務コラム
2026年6月15日 更新
多くの飲食店が「夏メニューの告知」をInstagramやSNSで始める季節です。しかし、その告知方法によって、集客が2倍以上変わることを知っていますか?
なぜ梅雨時期は集客が落ちるのか
梅雨時期の客足減少は、天候だけが理由ではありません。実は、この時期のお客様には共通した「潜在的な悩み」があります。
梅雨時期のお客様の本当の悩み
現場で使えるチェックポイント
- 「蒸し蒸しして、重い食事は避けたい」
- 「外に出たくない気分だが、気分転換がしたい」
- 「梅雨で気分が沈んでいるので、気軽に楽しみたい」
- 「食中毒が心配。衛生的なお店で食べたい」
ここが重要です。「新しい夏メニューが出ました」という告知では、この潜在的な悩みに応えていません。だから反応が薄いのです。
告知の本質は「商品紹介」ではなく「問題解決」
あなたのお店が「当り前に実践していること」が、実はお客様の悩み解決になっていないでしょうか。参考記事『お店の当り前をお客さんに伝えよう』で指摘されているとおり、お店のこだわりを意識的に伝えることが集客に繋がります。
対策 01
軽さと爽やかさをアピール
「梅雨時期でも食べやすい」という悩み解決を前面に。夏メニューの食材・調理法の工夫を伝える。
対策 02
衛生・新鮮さをアピール
梅雨時期は食中毒への不安が高い。食材の仕入れ・保管・調理の工夫を「当り前」から「差別化」に変える。
対策 03
気分転換価値をアピール
「このメニューを食べると気分がリセットできる」という体験価値を、雰囲気・盛り付け・提供の工夫で伝える。
告知時に意識すべき3つのポイント
夏メニューの告知を作る際に、以下のポイントを整理してからSNSで打つことで、集客効果は大幅に上がります。
告知制作チェックリスト
□ メニュー名より先に「お客様の悩み」を冒頭に書いているか 例:「梅雨で重い食事は避けたい」→「そんなあなたに、〇〇」
□ 当り前のこだわりを「差別化ポイント」として明言しているか 例:「毎日新鮮な〇〇を仕入れている」
□ Googleビジネスプロフィールに同じ内容を24時間以内に反映しているか Instagram告知は流れるが、ビジネスプロフィールは検索結果に残る
□ Instagram投稿時に「キーワード」を自然にキャプションに入れているか 「梅雨時期 さっぱり グルメ」など検索ワードを意識
□ 投稿後、お客様からの質問・コメントに24時間以内に返信しているか 反応の早さはInstagram・ビジネスプロフィール両方で評価される
クーポンに頼らない集客の本質
「クーポンを出すと、クーポン目当てのお客さんばかりになりそう」という懸念は正しいです。しかし、それは「クーポン」が悪いのではなく、告知の本質を伝えていないからです。
お客様の潜在的な悩み(梅雨時期の気分の沈み、食中毒への不安)を先に解決する告知を打つことで、お客様は「このお店だから行きたい」という動機になります。その結果、クーポン目当てではなく、お店のコンセプト・体験価値に共感した顧客層が集まります。
これは『飲食店は体験価値向上させよう』で示された「食・人・雰囲気の3要素」を、告知の段階から実践することと同じです。
明日からの行動
梅雨時期の夏メニュー告知を作る前に、30分時間を取って、あなたのお店で「当り前にやっていること」を3つ洗い出してください。それをお客様の悩みと紐付けることが、明日の集客につながります。土用の丑の前に、試す価値があります。
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現場で使えるチェックポイント
- 飲食店は体験価値向上させよう
- お店の当り前をお客さんに伝えよう
- 慣習が正しいとは限らない
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飲食店が地域の中心的存在(ハブ)になることで、顧客と地域社会の人生を豊かにする
低コストで体験価値を高める先回り接客技術の習得がスタッフ教育の必須事項である
料理の単価とボリュームを戦略的に設定することで、狙った客単価を実現できる

