いたってシンプルだと思います。
繁盛しない、売れないその理由は
求められていない、
必要とされていない
欲しいと感じない。
とっても当然の理由です。
知られていないこともありますが、
1年~営業していれば
少しずつリピーターが増えてきて
微増でも客数は増え続けます。
しかし、ダンダン客数が減っていったり、
リピーターが少なく客数が変わらない場合は
残酷ですがあまり必要とされていないからです。
客数が微増にならないで減っていくのなら、
新規客数<流出客数
となっているということです。
リピーターになるお客様より
出ていく客数の方が多いということです。
これは真摯に受け止めなければなりません。
どんなに美味しくても、
どんなにこだわっていても
どんなに歴史があっても
お客様に求められていなければ
継続は難しくなります。
「それでもこのまま続けたいんだ!」
という方は、商売としてでなく
趣味としてやった方が良いといえます。
あくまで商売は利益を出さなければなりません。
これはスタッフや取引先、大家さん、様々な関係者に対する責任ともいえます。
自分だけでなく、こうしたステークホルダー(利害関係者)の方々に
利益を提供するためにも求められていないことに
執着するよりも必要とされることに
力を注ぐべきだと思います。
やりたいことは、
そのやりたいことと、それを必要としている人がいる場所で
おこなってください。
そして、客数が増えないのは
その求められていることとズレがあるからです。
砂漠で水が欲しい人に、日本酒を熱燗で売ろうとしているようなもの。
北極で温まりたい人に、カキ氷を売ろうとしているようなもの。
こうした例は極端ですが、実際にあります。
ご年配の方が多い地域に、スタミナたっぷりのどんぶりを出したり、
単身者が多い場所で、料理のボリュームがたっぷりのサイズしかなかったり、
昔ながらの住宅街なのに流行りの専門店で勝負したり、
あなたも経験あるのではないでしょうか?
「これは1人では全然食べられないな…」
こうしたずれは料理だけでなく、内外装や接客などにも当てはまります。
繁盛店はこのズレを最小限にして
ぴったりとはまっているから繁盛し続けるといえます。
今日はあなたのお店にズレはないのか?
チェックしてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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