販促物を作成しこだわりや特徴などお客様が美味しく楽しめるようにしても
スタッフのたった一言があるかないかでその効果は倍にも半減にもなってしまいます。
おはようございます!
飲食店のコンサル・運営アドバイザーの小島です。
お客様にメニューや壁ポスターなどでこだわりを伝えること。
この大事さはこの記事を読んでいただいているなら
もう実践されていると思います。
(まだ実践していなければ、過去の記事読んですぐ取り組んでみてくださいね。)
ですが販促物で伝えるのは最低限の施策です。
メニューやポスターなどの販促物で伝える。
その効果を倍にあげるか、それとも半減させてしまうかは
スタッフのたった一言で決まってきます。
例えば出汁にこだわりがあるのなら
販促物でも記載して
提供時に、スタッフから
「毎日数回、出汁をとっているので風味豊かな香りをお楽しみください。」
と一言添えて料理を提供するだけでこだわりもグッと価値が上がります。
情報を体験させること。
人は意識しているかどうかで感じ方、体への影響が変わります。
例えば筋トレもただ腹筋をするのと
お腹を意識しながら腹筋をするのとでは
効果が変わります。
ミシュラン掲載店と知って食事をするのと
全く知らないで食事をするのでは
全く感じ方が違います。
味の感じ方も同じで情報も読むだけでなく
聞かせることで
視覚と聴覚で感じ、体験し、
味覚でその情報を固定化させることで
こだわりの効果が抜群に上がります。
香りも同じで
お客様の目の前で挽きたての山椒をかける時も
「本場の四川花山椒の中でも爽やかな香りの青山椒を使用していますので香りもお楽しみください。」
と一言添えるだけでお客様の体験は大きく変わります。
情報は何も文字からだけ得るものではありません。
情報は文字だけでなく、言葉や音、香り、雰囲気などからも
得ることができます。
そして重要なのは、その情報を体験させること。
ただ記載するだけでなく、体験してもらうことを意識してみてください。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^