現状、多くの飲食店の商品名は特殊です。
なぜかというと、「どこでも同じ商品名で販売しているから」
商品名を決める際のヒントはコンビニにあります。それは・・・
こんな理由があります。
不思議だと思いませんか?
飲食店のメニューは全国共通。
「ご飯」はご飯
「ビール」はビール
「醤油らーめん」は醤油らーめん
「ホイコーロー」はホイコーロー
「カルボナーラ」はカルボナーラ
どこでも多くのお店が同じです。
これがもしコンビニで同じだったらどうでしょうか?
商品棚に、こう並びます。
・醤油らーめん 500円
・醤油らーめん 600円
・醤油らーめん 700円
いかがでしょうか。
選べないですよね。。。
こうなると自然と一番安い商品を手に取ると思います。
これが今の多くの飲食店です。
A店・・・・・醤油らーめん 680円
B店・・・・・醤油らーめん 780円
C店・・・・・醤油らーめん 880円
どのお店を選びますか?
コンビニではありえないことがごく当たり前に飲食店では行われています。
らーめん店は独自性を出すのが当たり前になってきましたが、
他のお店はいかがでしょうか。
ランチの時間帯に店頭の黒板に
・ハンバーグランチ 800円
・たらこスパゲティ 800円
・チキンステーキ 800円
よく見かけると思います。
これだと同じように価格でしか選べません。
時間がないランチタイムなら尚更です。
なのでコンビニが参考になると思います。
コンビニも長居する場所でないからです。
いかに短時間に商品を選んでもらって購入してもらう必要があります。
なのでどの商品も明確な商品名がつけられております。
・ぽん酢で食べる!豚もやし
・タルタル照焼チキンバーガー(青唐入り)
・甘辛ダレで食べる炙り焼き豚とろ弁当
・焦がし醤油香る!若鶏のチキンステーキ弁当
・香ばし炒めのコク旨チャーハン
・92kcal野菜ちゃんぽん春雨スープ
・2種の味噌が決め手!やわらかもつ煮
・旨塩仕立てのワンタンスープ
・ごまポン酢豚しゃぶ鍋 広島県産豚使用
https://www.sej.co.jp/products/(セブンイレブンHPより)
いかがでしょうか。
上記の例でいうと単なる
・豚もやし
・チキンバーガー
・焼き豚弁当
・チキンステーキ弁当
・チャーハン
・春雨スープ
・もつ煮
・ワンタンスープ
・豚しゃぶ鍋
でないのがお分かりになると思います。
今日はぜひ、商品名をコンビニから学んでみて反映させてくださいね。
最後に、全商品を上記のような商品名にする必要はありませんよ。
差別化が必要な商品を中心に変更してみてくださいね。
常連さまが混乱しないように、
キャッチコピー+現在の商品名
にすることで混乱なくスムーズに価値を伝えられ差別化を図れると思います。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^)
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