深刻な問題なので急いで改善したい人手不足。
急がば回れ。まずは社内の待遇改善から始めてみよう。
おはようございます!
飲食店のコンサル・アドバイザーの小島です。
多くの飲食店で問題になっている人手不足。
「このままでは営業することも難しくなってきてしまう。」
とても焦る気持ち痛いほどわかります。
高いコストかけて求人しても一向に人が集まらない。
やっと募集が入ったと思っても
面接に来ない。。。
このようなことが続くと尚更精神的にも良くなくなります。
ならどうしたら良いのか?
急がば回れ。
ことわざは真理を良くついていると思います。
求人してもこないのなら、
焦ってもしょうがない。
だったら、まずはやめる人を減らすことから始めてみる。
辞めなければこれ以上人が少なくなることはない。
今現在勤務している人も
「もっと働きたい!」
と思ってもらえるような職場にする。
「今、勤務している人が1日ずつ勤務を増やしてくれたら・・・。」
考えてみてください。
そのためにも待遇改善は必要です。
まずは、地域の飲食店の平均時給を超えていますか?
最低でも超えていないと応募の選択肢の土台にすら上がりません。
なるべく時給は地域最高を目指す。
どうしたらその時給を払えるようになるのか
そのために収支構造を考える。
粗利を増やす必要があるのか?
注文皿数を増やす必要があるのか?
それとも売上に寄与しないコストを下げられるのか?
平均時給を超えられたら、
次はあなたのお店だけの
待遇を考える。
賄い無料なのか?
家族優待なのか?
繁盛店視察補助なのか?
書籍代補助なのか?
資格補助なのか?
就職支援なのか?
旅行支援なのか?
お店に会社に合うものを考える。
何もコストがかかるものでなくても大丈夫です。
経営者が美術系出身なら
休憩時や休みの時、デザインを教えるでも良いし、
IT系ならパソコン教室でも良いし、
野球経験者なら野球を教えても良いし、
経営のことを教えても良いし。
もちろん料理を教えても良いし。
色々提供できるものはあると思います。
働きに来ているので
賃金はもっとも重要です。
ですがそれだけではありません。
あなたのお店で働く付加価値として考えてみて、
賃金は最低限。
それに付加する価値が今は何があるかを考えてみてください。
賃金だけで勝負しても多くの店舗が募集している今、
選択される可能性は低くなります。
あなたのお店が選ばれるには
求人でも差別化が必要です。
あなたのお店で働かなければならない理由を今日は考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^