お知らせ

としまえん閉園の理由とは?

としまえん閉園。。。
 
報道を見て、ビックリ(・。・;
 
 
練馬区民歴37年の小島としては、
泣きそうなほど寂しい知らせ。
 
春に決定し(現段階では決定していない)
段階的に閉園していくということ。
 
 
自分が子どもの頃と比べたら全然少ない。
 
夏のプールは入るけど、それ以外が厳しい。
プールを夏以外は釣り堀にしたり、
ナイトサマープールしたり、
温泉作ったり、凄い頑張っていた状態で閉園。
 
 
実際に利益が出ていたのかどうか?
コレが続けるかどうかの指標ですからね。
会社ですから、利益出さないといけません。
 
ということで調べてみました。
上場していないので詳細はわかりませんが、
下記の決算公告2019年3月末です。

株式会社豊島園 第36期決算公告/ 第35期決算公告

科目科目 第36期決算公告
金額(千円)
第35期決算公告 金額(千円)
資産の部流動資産256,798263,612
固定資産47,16934,534
合計303,967298,147
負債及び
純資産の部
流動負債176,515169,738
固定負債90,60492,088
退職給付引当金90,60492,088
株主資本36,84736,320
 ・資本金10,00010,000
 ・利益剰余金26,84726,320
   利益準備金200200
   その他利益剰余金26,64726,120
   (うち当期純利益/当期純損失)(527)(▲221)
合計303,967298,147

第36期 第35期
純利益52万7000円 (黒字転換)▲22万1000円
利益剰余金2684万7000円 (+2.0%)2632万円
総資産3億0396万7000円

出典元:官報決算データベース https://catr.jp/settlements/f923b/116717

この前年の35期はマイナス決算でした。(▲22万1000円)
 
令和元年で利益出たのに残念ですが、
財務状況が悪化しているのがわかります。

財務状況の悪化

この決算公告だけをみても以下のことがわかります。 

流動資産が減り、固定資産が増えている。
→一年以内に現金化できるお金が減っている。
 
流動負債が増えて固定負債が減っている。
→一年以内に返さないといけないお金が増えている
 
すぐに現金化できるお金が減って、早急に返さないといけないお金が増えている
 
こうみるとわかりやすいと思います。
 
まだ、流動資産>流動負債なので良いですが。
 
でも利益は出たけど、今後も厳しい。
ここで経営から考えると、
今が撤退するかどうかの分かれ目。
 
撤退するのなら今しかないというタイミングだと考えられます。
 
まだ決定した訳ではありませんが、この決算公告をみると、
恐らく撤退するでしょう。
  
閉園のタイミングもまだ明らかになっていませんが、
オリンピックが終わった9月末くらいでないか、
温泉は来年3月末?もしくは残す、と思います。
 
以前も豊島園の場所にスカイツリーがと噂が流れたりしていましたが、
ずっと撤退を検討していたと思います。
 
飲食店も同じで常にブラッシュアップを繰り返して
新しいお店に負けないようにしないといけない。
ハウステンボスの再生も同じで常にアンテナを張って
QSCを高めていかなければいけない。
 
そして、決断は勘や度胸で行わず、数字で客観的にみて
それから判断する。
 
数字嫌いな方もこういう身近な例で考えると、
「嫌いでも勉強した方が良いな~。」
と思って頂けると思いチョコチョコお伝えしています。
 
「数字についてもサポートしてもらいたい!」
方はご連絡くださいね♪
 
 

■追記

東京サマーランドの決算公告もみてみました。
固定資産が全然違うんです。
割合として、としまえんは固定資産が非常に低く、
サマーランドは逆に固定資産の割合が大きい。
 
設備投資できているサマーランドと、できていないとしまえん。
 
数字はこんなこともわかりますよ。


集客・客単価アップ・収益改善を支援いたします!


メニュー・チラシ・ポスター・看板デザイン・ホームページ制作・求人ポスター
各種コンサル+デザイン
Googleマップ・MEO対策支援及び運用ツール『FoodLuck MEO』提供
(Google MAP・クチコミ対策 AI返信・SNS運用連携)

メニューや看板、ポスターやチラシなどで格好の良いデザインは自己満足に過ぎません。
本来お店が繁盛して売れて利益をだすことがデザインの使命でもあります。
FoodLuckのデザイン制作は、デザイン制作だけのご依頼は承っておりません。
飲食店専門のコンサルタントがヒアリングを行い戦略を立てた上で
デザインにコンサルティング要素を取り入れてデザインを行います。



ずっとお店をサポートし続ける
飲食店コンサルティング+デザイン

株式会社FoodLuck (Sotogo fun運営会社)
お問い合わせご相談:https://foodluck.tokyo/


本文の著作権は当社に帰属しており、複製、転載、転用は厳しく禁じています。
本文の一部または全部を他のウェブサイトや印刷物、電子媒体などへ複製、転載、転用することはできません。
複製、転載、転用した場合、法的措置を取る可能性があります。

購読完了チェック

購読されたら下記ボタンで既読済みにできます。

関連記事

新着記事
会員限定
おすすめ
PAGE TOP
ログイン 会員お申込みはこちら
会員お申込みはこちら