GoToEatキャンペーンの オンライン飲食予約委託事業 審査結果 が出ましたね。
採択されたのは下記の通りです。
1 株式会社ぐるなび
2 株式会社カカクコム
3 ヤフー株式会社
4 株式会社一休
5 株式会社EPARK グルメ
6 株式会社リクルート
7 「フードテックパートナー」 株式会社favy 株式会社トレタ 株式会社ポケットチェンジ
8 スターツ出版株式会社
9 Retty株式会社
10 auコマース&ライフ株式会社
11 株式会社USEN Media
12 株式会社Fesbase
13 表示灯株式会社
農林水産省HPから下記の通達がでているので
まだ始まっていないですが準備はしておきましょう。
(飲食店の皆さまへ)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/hoseigoto.html
8月25日(火曜日)に、オンライン飲食予約事業者、食事券発行事業者が決定されましたが、参加飲食店の登録はまだ開始しておりません。
今後、登録飲食店に守っていただく感染症対策について、新型コロナウイルス感染症対策分科会の意見を聴き、その後に飲食店の登録開始時期を決めることとしています。
本キャンペーンに参加を希望される飲食店の皆さまは、公募によって決定した事業者に登録し、ご参加いただくことになりますが、開始時期が決定するまでしばらくお待ちください。
このGoToEatキャンペーンの仕組みから
少し注意しおきたい点がありますので共有させていただきますね。
まず先にGoToEatキャンペーン。
2パターンあります。
ひとつが食事券。
お客さんが食事券を買ってそれを飲食店で使用する形ですね。
それともう一つがオンライン飲食予約。
こちらは登録事業所に予約来店してもらって来店時に精算。
後日お客さんにポイントが付与される。
そのポイントを次回以降使用することが出来る。
これは集客効果として高いと思います。
国としてレバレッジを利かした政策だと思います。
そこできになるのは
食事券利用型をA、
オンライン予約をBとすると
AとBとではお店もお客さんもメリットが全く違うということです。
Aは事前に購入するのでお客さんとして前払い。
そして一度紙に変えているので抵抗なく使用額も増えると思います。
お店の方は換金するまでのキャッシュフローが悪くなるので
資金繰りに十分注意しなくてはなりません。
そしてBはどうなのか?
Bはお客さんにとっては後払い+ランチ500円、15時以降は1000円の
ポイントバックなのでAとは異なります。
Bは支払いが後でポイントも固定なので購入金額や
客単価が上がることは望みにくいと予想されます。
プラス、オンライン予約なので回転率の低下も
考えられますのでランチタイムはちゃんと戦略を考えた方が良いといえます。
大手チェーンはシステム化してランチタイムもディナーも
低価格でも最大限に効率よく活用してくると思います。
では中小個人店はどうするべきか?
Aの食事券利用をしっかりととっていく事だと小島は思います。
価値ある商品をちゃんとお客様に伝えて購入してもらう。
もうすでに券は購入しているので、後はどこで使うかだけです。
なので選ばられればよいという訳です。
どちらかというと
Aは価値で選ばれる。
Bは価格で選ばれる。
Aは価値で選ばれるお店が有効活用しやすい。
そして、
Bは価格で選ばれるお店が有効活用しやすいと思います。
Bが価値で選ばれたとして500、1000円のクーポンが
貰えてもそれが理由で来店にはならないし、
逆にAが価格で選ばれてもお店はたいしてプラスにはならない。
おつりが出ないので少し客単価アップするだけ。
ということを考えると
中小個人店はAの食事券利用のお客様をターゲットにした
販促計画をキャッシュフローを考慮して考える。
さらにBも抑えておくために、
オンライン予約専用のメニューを考えておく。
決して安売りにならないように気をつけて、
お店のウリを最大限に発信できるチャンスでもあります。
このキャンペーンは店内飲食を行っているお店は
お持ち帰りやデリバリー、宅配も対象となるので
食事券利用はお持ち帰り・宅配で多く使わると思います。
因みに宅配・お持ち帰り専門店は対象外です。
こうしたことをトータルで考えると
今から魅力的な商品の開発、販促は考えておかなければならないと思います。
食事券は1回で2万円分(25000円相当)まで購入できます。
使用頻度として1回の食事で1人5000円はもとから考えて来店。
夫婦で1万円として残り15000円。
だけどここで興味を惹き付ける商品があれば
あと5000円は使用するでしょう。
そうすれば客単価も1.5倍になります。
あと5000円アップをどういう内容で注文に繋げるのか。
2800円の魅力ある商品+それに合うドリンク700円×3
などと考えてお客様も楽しんでもらって
お店もしっかりと売上を創っていく。
こうした考えも大事かと思います。
最後に、安売りには走らずにお店の価値をちゃんと
伝えることを心に留めていただきたいと思います。
なので今から目標をたてて達成するための行動をしていきましょうね(^^)
農林水産省HP
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/hoseigoto.html