飲食店=長時間労働
このイメージを払しょくするために皆様
色々な改善を行っていると思います。
オペレーションの見直し。
メニューの削減。
食材の見直し。
仕入れの見直し。
その時に抑えて欲しいのが
最初にコミットしちゃう!
ということです。
例えば
現状、朝8時にきて23時までの勤務時間だとしたら
朝を10時にする!
と決めてしまう。
朝の2時間は非常に大きいですよね。
特にランチピークに集中する業態だと
仕込みがどこまで出来ているかで
売上も大きく変わってきます。
なので絶対にお客様にご迷惑をかけないことが
条件となります。
その条件をクリアして朝の2時間を短縮する方法を
考える訳です。
前日、夜にやって置けること。
例えば、朝パートアルバイトさんにやって頂いている
掃除を前日夜に済ませておく。
その分空いた時間でねぎをカットしてもらう。
食材の準備も注文単位ごとに小分けも事前に出来るものは
用意しておく。
そうした指示もしなくて良いようにマニュアルを作成しておき
スタッフも聞くことを躊躇しないで済むようにする。
レジの準備も夜のうちにしておく。
現場に24年いたのでわかるのですが
結構朝は、みんな早く来たがります。
その方が追われないで済むので
精神的に楽なんですね。
なので長いこと勤務しているとダンダン労働時間長くなってきます。
始めは10時だったけど9時45分、9時30分、9時、8時30分と・・・。
昔はコレで良かったですが、今はコレを会社が認めてしまうと
色々と大変です。
だから、スタッフが望んでもダメなんですね。
日本の法律で許されないです。
認めてしまうと会社に全責任が出てきてしまうので
スタッフの方々もそこはご理解頂きたいと思います。
マニュアル化は現場は中々嫌がります。
毎日違うのでマニュアル化できない。
そう考えがちです。
でもそこを基準化しないと
いっこうに仕事が楽にならないし、
具合が悪くても仕事に来なければいけません。
コロナでもう具合悪い時は仕事をするのは
世間的にも認められなくなってきています。
なので人一人に依存しているとお店を開けられなくなってしまう。
2週間開けられなかったら、赤字相当な額になります。
そして、スタッフもお店が開かなかったら給料減ってしまいます。
それではスタッフのためにもならない。
だから業務改善必要なんですね。
みんなのために。
その業務改善。
抜本的に見直してみませんか?
最後にもう一つポイントを挙げると
業務の全てを紙に書き出すこと。
頭の中で考えるのではなく
見える化。
そして一つ一つ、
時間と作業内容、どうすれば誰でも出来るようになるのか。
これをパートアルバイトも含めみんなでそれぞれ書き出す。
これをまとめてみんなで改善を考える。
これがまず第一歩だと思います。
長時間労働から脱却するためにも
スタッフの安定した待遇を守るためにも
改善してくださいね。
出来ない理由は要らないので
出来る理由だけ考えていきましょう(^^)
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