今、コンビニのサンドウィッチ問題。
#サンドウィッチとサンドイッチどっち派
見えるところにしか具材を配置していないということで
SNSで拡散されていますね。
元々は中国のお菓子やサンドイッチから始まったと思いますが
波及して今、コンビニのサンドイッチに
消費者の興味は移っていますね。
#明日は我が身
この問題については小島はこう考えています。
あからさまに騙そうとしているものは除いてですが、
大半は盛り付けの問題。
そもそもサンドイッチは作る時に
パンが四角なので真ん中に盛りつけます。
そして4辺の端には具は詰めないようにします。
それは端に詰めるとパンをはさんだ時に密着して
端から出ないように。
これは持って食べるので手が汚れないようにです。
なので端にはあまり具をのせないようにするのは
サンドイッチづくりでは王道かと思います。
ここまではいいですよね。
問題はこれから先ですが、
最初はいかに綺麗に見えるかを考えて
具材を配置していったと思います。
#コンビニの商品は見た目綺麗 #飲食店は参考になる #色の使い方
だけど、この数十年デフレが続き、
消費者、日本全体が安さを追い求めた結果
ドンドン価格競争が激しくなり、
本来のサンドイッチからきゅうりが
1枚、また1枚、さらに1枚・・・
とダンダン減っていった。
そして今、この価格を維持するのに限界の断面だけに
きゅうりが残った。
急に断面だけにした訳ではないと思います。
#小島の考察
これってどこの業界もお店も飲食店でもあることです。
#自分のところはこうならないと言えない
長い年月をかけてダンダンと進むものは、
抵抗がない、そしておかしなことになっていっていると
気づかないんです。
そして、気づいた時にはおかしなことをしている。
でもそれをおかしなことだと思わなくなっている。
お店の壁紙がダンダン黄ばんだり、破れてきたりしても
少しずつだと気にならなくなってしまうのと同じです。
他の人に「壁紙汚いね」と言われて
「言われてみると・・・」
となる訳です。
#自分では気が付かない
なのでこのサンドイッチ問題は
どこにでもあり得ることだと思います。
そしてもう一つ。
おそらくマニュアルだと
きゅうりは重ねずに斜めに中心をカットするところに
合わせて置くとなっていると思いますが、
人により重ねて置いたり、カット位置から
ズレて置いたりしてもともと少ない具が
さらに少なくなってしまうものがあるのだと思います。
置く場所ズレたら、一方は具が多くてもう一方は具が少ない。
これは盛り付けの問題で、
牛丼屋さんでも同じ具の量でも
見た目が全然違うことありますからね。
これだけ?
という時もあるし、
多く見える時もある。
盛り付けで全然別の料理になりますからね。
で、話を戻すと、
元々はまんべんなく置いていたけど、
低価格を求められることに合わせて
それに合わせて商品を変えていった。
そうしたら、今の見た目だけ、中身がない商品になった。
これって消費者の行動から生まれた流れですね。
そして、お菓子など量がドンドン少なくなったのも
同じことですね。
もちろん、世帯の少人数化も多きな理由ですが
安さを求める行動とそれに応えるお店と社会。
こういうことから今の現状があると思います。
でも、少しずつ時代は変わりつつあります。
価格ありきで動いてきた大手も
価値にフォーカスしてきています。
セブンイレブンの金のシリーズもその一つです。
個人店が大手と価格競争する必要はないし、
絶対に勝てないこともありますが、
小島はこう考えています。
価格ありきの商売は大手だけで十分。
個人店はこのデフレを終わらせる力になるべき!
大手より価値にフォーカスするのは
個人店の方が圧倒的に有利だし、
お客さんを人生をより豊かにできるのも個人店だと思います。
今までは大手企業に引っ張られてきた日本ですが、
これからは個人店が日本を引っ張って
大手企業を引っ張っていきませんか?
ITも進んでさらに時代の流れが早くなった今、
もうそれが出来る時代です。
個でも大手でもプラットフォームは同じです。
コロナで縮小した大企業を引っ張っていきましょう(^O^)
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