オペレーション改善

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飲食店が効率化・生産性向上の罠にはまらないためのポイント

今までは我武者羅にマンパワーで回していたお店でも
もう既にマンパワーで回すことが厳しくなってきました。

マンパワーで回せるお店は
魅力がとてもあり、
スタッフもお客さんも惹きつける力を持っていることが
必須になっているといえます。

その凄いカリスマ性をもった経営者やお店なら
引き続きマンパワーで回せるかと思います。

しかし、多くのお店はそうではないと思います。

力押しで店舗運営できる時代ではなくなっている

なので多くの場合小島はオペレーション負荷を減らすことも
売上アップ、客数アップ、客単価アップとともに
コンサルティングを行います。

オペレーション負荷を軽減すると言っても
ただ単に「仕込みを楽にするために既成品を使おう」などとはしません。

また、「オペレーションが重い料理を辞める」こともしません。

なぜ楽なことをしないのか?

それはほとんどの場合、こうした
非効率的なことにこそ、
お店の魅力が詰まっているからです。

考えてみてください。

あなたの行きつけのお店で
手づくりの料理が、いきなりどこにでもあるような料理に変わっていたら?

こだわって時間がかかる料理でも、
出てきた時の「待ったかいがあった!」という料理が
すぐに出てきてこだわりも無くなっていたら
その料理目当てに来店しますでしょうか?

効率化・生産性向上の罠

今、DXやら補助金申請のために
生産性向上のために効率化を進めている飲食店も多いと思います。

この生産性向上という言葉は
一見良さそうに聞こえますが
あくまで会社全体としての生産性向上であるべきで
個々の業務がすべて生産性向上のために
効率化すべきではないということです。

他の業種でも生産性向上のために何ができるか?

をとてもよく検討されていて試行錯誤を繰り返しています。

しかし、すべての業務を効率化しているわけではありません。

非効率な業務も、その非効率さが大きな付加価値を生むこともあります。

生産性向上なら多くの企業がテレワークのみで良いでしょう。

しかし、そうではなく、出社を求めるという非効率的なことを
しているのもそこに大きな価値があるからといえます。

例えば、大手ブランドの会社でも
工場大量生産ではなく、個々の職人に依頼して
鞄や服などを制作しています。

この非効率なことを生産性向上のために効率化しないのも
そこに価値があり、その価値が無くなれば
ブランド価値が減少してしまうからといえます。

これをあなたのお店に置き換えてみてください。

その業務、効率化のために省いてしまって
あなたのお店の価値は減少しますでしょうか?

省いても減少しなければ、それは代替を考えていくと良いでしょう。

しかし、代替することでお店の価値、
あなたのお店のブランド価値が減少するのなら
それは必要な非効率業務として守り抜くと決めてください。

マンパワーで回さなくても良い仕組みづくり

ここから会員限定でお伝えさせていただきます。

必要な非効率的業務は守り抜くべきとお伝えしました。

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