「お店にとって当たり前なことでもお客さんにとっては当り前ではない。」
ここをしっかりとお客さんに伝えるかどうか?
これがすごく大切だと思います。
お店にとっては毎日のことで、意識していないし、
意識すらできないほどに当り前になっていること、ありませんか?
例えば、季節のものを使って料理を提供していること。
お客さんにとっては、何が今の旬で季節のものかなど
多くの人はわかりません。
スルメイカが旬だとか蛸やサザエが旬だとか知らないです。
お店のこだわりは意外とお店にとっては当り前になりやすく、
でもそれをお客さんに伝えていないことが多くなってしまいます。
それは当たり前すぎて意識されないからです。
なのでどこのお店でもあり得る話です。
例えば、お米も洗米後冷蔵庫で一晩寝かせている場合も
お客さんにとっては当り前でなかったりします。
仕入れも契約農家から送ってもらっているものや
特定の肉問屋から仕入れているのなら
それもお客さんにとっては当り前ではありません。
スープをつくるのに一晩かけて昆布を水出ししているのも
お客さんにとっては当り前ではありません。
こうした無意識に行っているお店にとっての当たり前を
お客さんに伝えてみてください。
きっとお客さんは
「こんなにこだわっているんだ」
と感心してより美味しく料理を食べてくれると思います。
それが付加価値アップにもなり
価格改定したとしても納得してくれる材料にもなります。
当たり前を伝えることを今日は考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪