飲食店経営 / スタッフ教育 / 梅雨対策
6月に入ると「スタッフから欠勤連絡が増える」「同じミスが繰り返される」という相談が増えます。これは単なる季節要因ではなく、厨房の湿度、休憩スペースの環境、シフト設計の問題が重なっているサイン。スタッフの「頑張りが足りない」のではなく、店が「スタッフの健康を守る仕組みを持っていない」ことが根本原因です。
現在の状況
欠勤・遅刻が増加
体調不良を理由に休む
本当の原因
環境・シフト設計の不備
個人の責任ではなく店の問題
結果
集客機会を失う
ミスも増え、評判低下
梅雨時期に体調不良が増える店舗環境要因
スタッフの欠勤・ミスの増加は、以下の環境的ストレスが積み重なっているからです。
1. 厨房の湿度・温度管理が行われていない
梅雨時の厨房は湿度が70〜80%に達する環境。火を使う場所の蒸し蒸し感は、精神的疲労を2倍にします。換気扇の確認、除湿機の導入、休憩時間の「涼しい場所への移動」を設計していない店では、スタッフが無意識のうちにストレスを抱えています。
2. 休憩スペースが整備されていない
厨房で4時間以上連続勤務させているが、休憩スペースが「狭い物置」「エアコンなし」という状態。スタッフは疲れたまま次のシフトに入り、疲労が蓄積。6月、7月は自律神経が乱れやすい季節なので、短くても質の良い休憩環境が必須です。
今月中の対策
スタッフの体調を守ることは、店の生産性向上と集客機会の確保につながります。
厨房の温度・湿度チェック
温湿度計を導入し、毎日記録。湿度70%超えの日はこまめな小休憩を入れることも検討。
休憩スペースの環境整備
冷たい飲料の常備、うちわの配置、エアコンの温度設定を確認。5分でも「涼しい環境に移動」できる仕組みを整える。
現場で今すぐ確認するチェックリスト
☐ 厨房に温湿度計が設置されているか(毎日記録されているか)
☐ 休憩スペースにエアコンが効いているか、こまめな水分補給ルールがあるか
☐ 先月と今月の欠勤理由を記録し、「体調不良」の増加傾向を把握しているか
☐ スタッフに対して「環境が改善されている」という実感を持たせたか
梅雨時期の欠勤・ミスは、スタッフではなく店の問題
「何回言っても同じミスをする」と感じるなら、そのスタッフの問題ではなく、疲労が蓄積した環境で仕事をさせているからです。スタッフの健康を守る環境設計を行えば、自動的にミスも減り、出勤率も上がります。
明日やること:厨房に温湿度計を置き、今日の数値を記録する。それが梅雨対策の第一歩です。
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