経営者なら気になる人時生産性。
でも、一番知って欲しいのは店長。
だから今回店長に知って欲しいこと書いてます。
経営者の方はそれとなく店長に見えるようにシェアしてくださいね。
まず、基本ですが人時売上高は
例えば、
ランチタイムが15時までだとして
スタッフが社員10~15時 5時間 2人
アルバイトが11時~14時 2人
売上が64,000円だとすると
人時売上高は4,000円
これは
64000÷(5+5+3+3)=4000円
つまり、売上高を労働時間で割ったものです。
この場合ランチタイムの人時売上高は4000円ということになります。
詳しくは書きませんが、最低4000円以上を目指すことが大事です。
なぜなら人件費は粗利の半分までしか使うことができないので、
例えば年収360万で労働時間が年間2400時間(月200時間)だとすると
時給換算で1500円。
これが粗利の半分までなので倍の3000円が必要な粗利。
ということは粗利で割ると必要売上が出てくるということ。
3000円÷0.7≒4286
ひとりのスタッフが1時間当たり4300円くらい売らないと
この給料をもらえないということ。
これが先ほどの例でいうと
ランチタイムが15時までだとして
スタッフが社員10~15時 5時間 2人
アルバイトが11時~14時 2人
4300×(5+5+3+3)=68800
なので68800円を売上る必要があるということです。
実際にはアルバイト時給もありますが、
支払う人件費以外にも社保などあるのでズレてはきます。
(これはざっくり計算)
ですがこうするとわかりやすいと思います。
店長、社員も
自分の待遇を良くするには
人時売上高を4000円以上にしなければならないということです。
こうして考えた時に、
なんで生産性が低いのか?
と思うと思います。
よく聞くのがスタッフ仲良く楽しく営業する。
この言葉どう思いますか?
良いですよね。
楽しく仕事をする。
では、それは人員に余裕がないとできないことですか?
忙しいと出来ないでしょうか?
ちょっと考えて頂いて、
その間にたとえ話を・・・。
昔、部活動をされていましたか?
小島は、高校生になって初めて
運動系の部活に入りました。
ハンドボール部です。
いや~きつかったです。
毎日、ぐったり。
それはそうですよね。
マラソン大会でもワースト3に入る強者です。
その私がめっちゃくちゃ走るハンドボール・・・。
毎日嗚咽していました。
キツイしんどい痛い。
だけど
楽しかった(^^♪
最高の3年間でした。
ちょっとわかりにくいかもしれないですが
キツイ=楽しくない
ではないってことです。
メチャクチャ忙しくても
楽しく出来るんです。
お祭りなどイベントの時、凄く忙しいですよね。
だけど楽しいですよね。
だから楽しさと忙しさは関係ないんです。
自分がお店をやっていた時、
人が少ない時でもみんな笑顔で動いてくれました。
もちろん営業中は必死です(笑)
顔が段々ひきつってくる。。。
そういう時、自分はこういっていました。
「笑うしかないよな~。」
そして笑う(^O^)
そうして鍛えられたスタッフたちは
無敵でした!
大学入学と同時に入って、初めてのアルバイト。
大学卒業時にはどんなことにも対応できる
スーパーマンになっていました。
どこの会社に行っても
どんな仕事についても
彼ら、彼女らはやっていけます。
これが小島が考える教育です。
どこでも通用する人材に育てる。
例え飲食でなくても通用する力。
だから思うんです。
今、余裕がある人員配置でアルバイトして
社会でて通用しなくて心折れちゃう。
それでいいのかなぁ~と。
ハッキリいって、
最初は無理ぐらいの人員の方が良いです。
少ないとどうするか?
考えるんです。
どうしたら、効率よく動けるか?
どうしたら間に合うのか?
教えなくても考えるようになる。
もちろん、アドバイスは必要だし、
ミスしたら全責任は上が持つ。
だから、安心してミスってOK。
余裕がある人員配置は、
成長しないですよ。
結局はアルバイトの子のためにならない!
これは間違いないです。
汗かいて、
みんなでシャカリキになって動いて
その後で笑いながら、
「今日ヤバかったよね~」
「お前でなきゃ無理だったよ。」
と美味しい賄い食べながら、
将来役に立つ話をしながら
最高の仲間をつくること。
そうすると、人生にとってプラスですよね。
パート、アルバイト、社員の皆さんに働いてもらうってことは
その人生の一部を預かるってこと。
だったら、その先の人生が上手く行くように育てる。
その為にも精鋭にしないとですね。
少数精鋭が最強ですよ。
ぜひ、この考えいいな。と思ったらシェアして
日本中を精鋭にしましょう!
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪