お客様のことを思って増やしていったボリューム。
本当にお客様は喜んでいますか?
多くの飲食店を利用させていただいておりますが
そのボリュームが適正なお店は少ないと感じます。
あなたのお店のボリュームが適正かどうか
少しでも気になる方はブログをお読みくださいね。
先日、ウリのメニューの競合他社をチェックしていましたが
「意味のないボリューム」や
「コンセプトに合わないボリューム」
「商圏に合わないボリューム」
が見られました。
例えば、特に記載や説明もなく
丼で普通のサイズでご飯が600g、総重量800gあったり、
食べ歩きのコンセプトで1食400gくらいの商品があったり、
学生街でもなくお洒落なオフィス街でパスタの量が山盛りだったり。
何気ない日々で意識しないで盛り付けを行っていると
だんだん量が多くなっていきます。
ご飯も盛り付ける際でしゃもじでふんわり盛るのか
しゃもじで押し付けるように盛るのかで1.5~2倍くらい
ボリュームが変わってきます。
このボリュームが
・コンセプトにあっていて
・お客様に求められていて
・意味があれば
良いと思います。
ですが、これがなくてただ盛っていると
意味がないボリュームになります。
もちろんこれは、原価が上がる原因にもなりますし、
客単価が下がる原因にもなります。
なのでボリューム感を出すのなら、
なぜ、そのボリュームなのか?
考えてからおこなってみてください。
もし、意味がないのならメニュー変更も考える必要があるかと思います。
また、ボリュームが少なすぎる場合も要注意です。
例えば、うどん。
うどんは基本的にそれだけで食するのが一般的ですね。
なのにうどんだけで満足できない量だと
それはお客様に「不満足」を提供してしまいます。
なので「うどん」の量は一般的な量は維持する必要があります。
そして、人によって食べる量は
300~700gといったように開きがかなりあります。
なのでうどんは昔からサイズが選べるようになっていますね。
必要があって今の形になっているということです。
それが適正という訳です。
これが最初からワンサイズで600g提供していたら
大半の方は多すぎて食べられないか、
他のサイドメニューは一切食べられなくなってしまいます。
なのでボリュームを適正にする必要があるということ。
大半のお店はサイドメニューや様々な料理で
お客様自身がボリュームを調整しています。
家系ラーメン店ではご飯を無料にして
お替り自由にしているお店もそういうことです。
「意味のないボリューム」を無くし
「コンセプトに合わないボリューム」を辞めて
「商圏に合わないボリューム」適正化する。
そんなことを本日は考えてみてはいかがでしょうか?
それがお客様が喜ぶボリュームにするための
第一歩となります。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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