1月は、年末年始の繁忙期が終わり、少し落ち着きを取り戻せる時期ですね。
しかし、飲食店にとって1月は、春に向けての新たなスタートを切るための重要な準備期間でもあります。
特に、卒業シーズンを控えているこの時期は、アルバイトスタッフの入れ替わりが激しくなる可能性が高く、求人活動はまさに「待ったなし」の状態と言えるでしょう。
今回は、飲食店が1月に求人を行う際のポイントについて、自分の経験を踏まえてお話していきます。
目次
- 時給設定は「高め」が鉄則!
- 曜日シフトで安定雇用
- 積極的な求人活動で認知度アップ!
- 主婦層へのアプローチも効果的!
なぜ1月の求人が重要なのか?
3月、4月は卒業シーズン。
多くのアルバイトスタッフが卒業と共に飲食店を去っていく時期です。
この時期に人員が不足してしまうと、お店の運営に支障をきたす可能性も。
そのため、1月から求人活動をスタートさせ、新しいスタッフを確保しておくことが重要となります。
1. 時給設定は「高め」が鉄則!
近隣の飲食店と同じ時給では、なかなか人が集まらないのが現状です。
むしろ、半年後には時給を上げなければいけなくなる可能性も…。
最初から周囲のお店より100円高く設定することで、求職者の目に止まりやすくなるだけでなく、定着率アップにも繋がります。
人件費アップは逃れることはできません。
時給を低く抑えて求人費にコストをかけてもすぐ辞めてしまうようなことが続くと
既存のスタッフにも悪影響を及ぼしてしまいます。
高い時給を払っても利益が出る仕組みを作ることで
人材確保もでき、他店との競争にも負けないサービス提供もできます。
この仕組みづくりは会員相談でぜひご相談ください。
2. 曜日シフトで安定雇用
「シフト制」が当たり前の飲食業界ですが、固定シフト制にすることで、スタッフに安定した収入と働き方を提供することができます。
固定シフトは、働く側にとっても慣れてしまえば、苦にならず、生活リズムが安定し、
シフトを提出する際の気遣いも不要になるので問題なく働いてもらえます。
「固定シフト」という言葉に抵抗がある場合は、「曜日シフト制」というように、曜日ごとに基本のシフトを決めて、予定がある場合は事前に変更を依頼してもらうようにするのも良いでしょう。
シフト制を採用している多くの飲食店では、「必要な時に人がいない」という悩みを抱えているのではないでしょうか?
シフト制では必要な時に「全くスタッフがいない」など
在籍していても実際には戦力になっていないスタッフ、
人員不足を補うために多くのスタッフを雇っても、
勤務回数が少なくなるためサービスレベルの低下を招いてしまう可能性もあります。
しまいには不必要な平日に無駄な人員配置をしてしまうことすらあるのでしょうか?
3. 積極的な求人活動で認知度アップ!
求人活動は、ただ待っているだけでは効果がありません。様々な方法を駆使して、積極的に求人情報を発信していくことが大切です。
- 店内に求人POPを設置:トイレやレジ前など、お客様の目に触れやすい場所に求人POPを設置しましょう。
- 店頭ポスターでアピール:お店の前に求人ポスターを掲示することで、道行く人にアピールすることができます。
- ホームページに求人ページを作成:お店のホームページに求人情報を掲載することで、求職者がいつでも情報を確認できるようにしておきましょう。
- SNSを活用:InstagramやFacebookなどのSNSで求人情報を発信することで、より多くの人に求人情報を届けることができます。
これらの方法を組み合わせることで、より効果的に求人活動を行うことができます。
また、弊社運営のFood Luckでは、飲食店専門のデザイン制作サービスを提供しています。
採用ポスターやPOPなど、効果的なデザインで求職者の目を惹きつけたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
4. 主婦層へのアプローチも効果的!
主婦層は、家事や育児の経験から、責任感があり、丁寧な仕事ができる方が多いのが特徴です。
また、時間に融通が利きやすいという点も、飲食店にとって大きなメリットとなります。
積極的に主婦層への求人活動を行うことで、 安定した人材を獲得できる可能性が高まります。
まとめ
1月は、飲食店にとって、春に向けての準備期間として非常に重要な時期です。
特に、求人活動は、お店の将来を左右すると言っても過言ではありません。
今回ご紹介したポイントを参考に、積極的な求人活動を行い、優秀な人材を確保することで、お店をさらに盛り上げていきましょう!
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪