値上がり凄いですね。今日の打ち合わせでも6月から
ビールの値上げ通知が来たとお聞きしました。
家庭用のビールも10月から値上げと出ましたし、
これからも数多くの値上げ通知が来ると思います。
その値上げがきても安直に食材の品質を落としてはいけません。
値上げされるからといって、品質を落とすことは
凄く簡単です。
何も工夫せずに食材を変えるだけで済むのですから。
でもそれでは、飲食店として責務を全うしているといえるのでしょうか?
飲食店は食を通じてお客様にメリットを与えなければなりません。
そのメリットが付加価値となります。
付加価値がなければお客様は対価を払う価値がないと感じます。
今や食材は誰もがプロの使用する食材を簡単に手に入れられます。
その同じ食材を使用しても飲食店が作ると美味しかったり
素人では考えつかない組み合わせをしたりして
価値を生み出しています。
単なる食材の品質を下げることでは
継続してお客様を納得させる付加価値は生み出せないでしょう。
なので簡単に食材の品質を下げるのではなく、
今の食材を如何に維持しつつ、新たな付加価値創造して
お客様が納得する価格で提供することを考えることをお勧めします。
例えば唐揚げの鶏肉、油が高騰している今、
唐揚げに新たな付加価値をつける。
唐揚げの下味のバリエーションだけでなく、
メインとしての唐揚げのメニューを作ったり、
反対に唐揚げをサブにした商品を作ったりもできます。
唐揚げをスティック状にして食べやすくして、
家で映画を見ながら食べられる商品としてお客様に提案したり、
トリバーグとして鶏肉のハンバーグで
デミグラスソースをかけるのも良いと思います。
決してこだわりの油を使用していたのを
安価な油に変えたりしないでください。
お店のこだわりを簡単に捨てずに
こだわりはこれからもっと重要になってきます。
大事なのはそのこだわりがお客様にちゃんと伝わっているかどうかです。
伝わらないこだわりは、自己満足に過ぎません。
値上りに対しすぐに品質を落とすのではなく
まずは、そのこだわりをしっかりと伝えて
それを維持するために値上げを行う。
その時に今まで伝えきれていなかったこだわりを
この機に伝えてしまいましょう。
まだ、こだわりを伝えきれていないと感じましたら
お客様に伝える方法を一緒に考えてみませんか?
まずは、飮食店繁盛会の無料メール会員になって
LINEで相談ご連絡くださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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