飲食店が失敗する原因のほとんどが、2つの視点を考えずに
業態を作ってしまっていることにあります。
先日も近くのお店が閉まってしまいました。
飲食店はたくさんのお店が開業しますが
たくさんのお店が廃業しています。
他業種と比べて飲食店は、想いが強く出る業界だと思います。
「私の料理を食べて欲しい!」
こうした強い想いがあるから
自分のお店を開業してたくさんの人に
この自慢の料理を食べてもらおうとします。
しかし、ここに落とし穴があります。
それはお客さんを見ていない。
「私の料理を食べてもらいたい」
それは売り手側の視点であって
買い手であるお客さんの視点ではないということです。
小島は特にこの買い手の視点は重視します。
どんなに美味しい料理でも
どんなにこだわっている料理でも
どんなに希少な料理でも
買い手であるお客さんが欲しいと思わなければ売れません。
そして、飲食店は基本は長く営業して投資したものを回収する業種です。
2,3年~5年8年で回収してから
実際にしっかりと利益が生まれてきます。
なので買い手であるお客さんは
長年通ってもらう、長年通いたくなってもらう必要があります。
そのためには、売り手視点で業態を作ってしまうと
ほんとうに後が苦労します。
頑張っても頑張っても利益が出ない。
SNSやチラシを配布して集客しても
お客さんがつかない。
そうなってしまうのは
お客さんを見ていない業態になってしまっているからといえます。
そして買い手視点に寄りすぎても
それはどこにでもあるお店になってしまいます。
飲食店が成功するには、
買い手視点×売り手視点
このバランスが重要といえます。
買い手視点で業態を作る方法
まず買い手視点で業態を作る方法についてお伝えしていきます。
大きく方法は2通りあります。