はい。
頑張る否定派の小島です。
頑張るという言葉は
- 忍耐して、努力しとおす。気張る。 「よく―・って見事に仕上げたものだ」
困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」 - ゆずらず強く主張し通す。 「―・って言い返す」
自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「―・って自説を譲らない」
とあります。
1の意味は良いと感じられるかもしれませんが、
2だといかがでしょうか。
ゆずらず強く主張し通す。我が強いということ。
あまりよく感じませんね。
1も少し視点をずらしてみると
忍耐して気を張る。
我慢してやり抜く。
気を張ってばかりの店長や経営者。
我慢しながら目標を達成しようとするスタッフ。
これでは長くはモチベーションが続かないと思います。
そして頑張るということは、
余裕がないともいえると小島は考えています。
糸がピンっと張ってこれ以上引っ張ったら
糸が切れてしまう。
そんな状態。
その状態が続けばどこかで必ずどこかで
糸が切れてしまう。
だから頑張らないで欲しい。
これは努力しないということではないです。
このニュアンスは何となく伝わって頂ければ十分です。
なぜ、こういうことを言うかというと、
「自分は頑張っている。」
「頑張ります。」
これで片づけて欲しくないこともあります。
頑張るという言葉は一見、美しく感じますが
別の角度から見ると、
目標に対してどう達成するかを明確に考えて行動をしていない。
だから「頑張る」となるともいえると思います。
なので目標に対してスタッフが「頑張ります」と言ったら、
頑張ることは大事だけど、
その目標に対して明確にいつどのような行動をして目標を達成するのか?
これを考えて闇雲に頑張り続けるのではなく、
自らの力配分を計画的に注入していく。
こうして行動することで頑張るということからも
解放されていくのではないかと小島は思います。
なので経営者としてスタッフに頑張らせないで
成果を出す方法を考えてみてはいかがでしょうか。
今までより良い思考・行動・実践につながる風土を
作って頂ければ幸いです。
最後にこれは20年以上頑張り続けたからこそ
感じて小島が思ったことです。
今、頑張っている方の支えとなればと思います。