接客力。これまでもそうでしたが、これからの飲食店は
より一層接客力が重要になってくると思います。
DXが当たり前になり、至る所で人が行わないことが増えているからこそ、
人が行うことに価値が生まれてきます。
特に個人飲食店こそ、接客という価値を最大化できるといえます。
その接客、サービス力が表れるのが
食事中のテーブル上だと小島は考えています。
テーブル上は店舗サービス力が表れる
食事中のテーブルは、店舗サービスの力がとても表れます。
どんなに笑顔で接客をしていても
テーブル上が食事しやすいようにキープできていなければ
サービス力が高いとは言えません。
例えば、客単価7000円のお店でも
テーブル上に空いた食器やグラスが合っても
下げようとせず、ゴミがあってもそのまま放置しているお店と
客単価2000円のお店で
テーブル上に空いた皿があれば
「これ、下げちゃうね~」
「飲み物お替りいる?」
と気さくに対応してくれているお店の方が
サービス力が高いといえます。
なぜテーブル上でサービス力が表れるのか?
ではなぜ、テーブル上にサービス力が表れるのでしょうか?
一言で言うと、
お客様を観るという意識が高いか低いか?
お客様を観ることが出来なければ
お客様に対して適切なサービスは出来ません。
そして、お客様を観るという意識が低いお店は
そもそもお客様に対して関心が低いです。
お客様に対して関心が高ければ、
「あのお客様はどういった人なのか?」
「あのお客様は何を必要としているのか?」
「あのお客様は何を望んでいるのだろうか?」
こうした知りたいという欲求が出て、
お客様を良く観ることをします。
良く観るからこそ、お客様が顔を挙げて周囲を見ていたら
「トイレを探しているのかな?」
と気づき、そっと近くに寄り声をかけやすくしたりもできます。
良く観るからこそ、水のグラスの氷の音で「お冷のお替りかな?」と気づきます。
夏なのに羽織るものを掛けたら「クーラーの風が当たって寒いのかな?」と
「ちょっと寒いですか?風の向き変えますね。」
などと言われる前に対応できます。
薬をテーブルの上に出していたら
氷無しのお水を言われなくても持って行ったり
お連れ様がいるのなら、取り皿やとりわけ用の箸を持って行ったり、
お客様のことに関心があれば、お客様のことを良く観て、
高いサービスを提供できますよね。
店舗サービス力が表れるテーブル上の改善術
では実際に改善するのに
いきなり「お客様に関心を持って」
と言っても難しいし、現実的ではないと思います。
なのでまずは下記のテクニックから・・・