お知らせ

ディズニーが値上げ!飲食店が値上げするならいつ?

昨日、東京ディズニーランドが値上げを発表しましたね。
 
飲食店でも値上げは度々検討課題になると思いますので
ディズニーランドの値上げから飲食店の値上げについて
お伝えさせて頂きますね。


 
 
まず、東京ディズニーランドの値上げの歴史ですが、
 
1983年:3,900円 
1987年:4,200円 (+300円)
1989年:4,400円 (+200円)
1992年:4,800円 (+400円)
1996年:5,100円 (+300円)
1997年:5,200円 (+100円)
2001年:5,500円 (+300円)
2006年:5,800円 (+300円)
2011年:6,200円 (+400円)
2014年:6,400円 (+200円)
2015年:6,900円 (+500円)
2016年:7,400円 (+500円)
2019年:7,500円 (+100円)
2020年:8,200円(+700円)
 
出典元: https://castel.jp/p/3148
 
と37年間で倍以上になっています。
 
消費者物価指数からみると
1983年は82.8、2018年は101.7(2015年を100とする・ 総務省統計局 )
 
という数字があります。
消費者が感じる物価は上がっているけど2割程度。
 
ディズニーは倍の価格上昇。
 
一見メチャクチャな値上がりだと思いますが、
ディズニーはしっかりとした経営戦略で
値上げをしてきたので大繁盛しています。
 
 
単なる値上げはせずに価値を上げて値上げしてきています。
 
 
今回の過去最大値上げ700円。
本体価格の1割にも及ぶ値上げ。
 
凄いですよね。
 
この大幅な値上げには、新アトラクションや拡張工事を踏まえてだと思います。
プラスもう一つ理由があると考えられます。
 
その理由の前にこちらのデータを。
 
来園者数
1883年 9933000
2014年 31377000
2015年 30191000
2016年 30004000
2017年 30100000
2018年 32558000
出典元: http://www.olc.co.jp/ja/tdr/guest.html
 
そして2019年上半期は15733000で35周年の2018年を上回った。
とあります。
2019年はゴールデンウイークが10連休、そして新アトラクションもあり
入園者数を底上げしたとみられます。
 
 
これらのデータから見ると、
来園者数は頭打ち。
 
投資をして来園者数をここで踏ん張っている。
ただ、これ以上の来園者数の増加は難しい。
サービススタッフの確保や労基法改正、人件費の増大もあり、
これ以上の来園者数を増やすことを求めての運営は厳しい。
 
なので、来園者数を増やすより客単価を上げていこう。
 
今までは、来園者数を増やすし、客単価も上げていこう。
という戦略でしたが、ひとまず来園者数はキープして
客単価は価値を上げて上げていこう。
 
という方向にチェンジしたと思います。
ただ、ここで気をつけたいのが、値上げ。
 
値上げもただ価値を上げていけばいいのではなく、
コンセプトに合っていなければいけない。
 
コンセプトから外れた値上げは、
長期的にみるとマイナスになる可能性
があります。
 
ディズニーが非日常体験をコンセプトなら、今回の値上げもありだと思います。
 
ただ、子供と一緒に家族で非日常体験がコンセプトなら、
今回の値上げはなしだと思います。
 
7000円台と8000円台とでは大きく感じ方が変わります。
7500円から8200円。
通常なら7800円か7900円に留めておく。
 
ですがオリンピック開催もあるので強気に
8200円という設定にしたと考えられます。
 
今年はおそらく過去最高来園者数、過去最高利益になると予想されます。
(新型コロナウイルスの流行次第で変わると思いますが・・・。)
 
問題はオリンピック開催後。。。
 
おそらく、今まで感じたことのないくらいの不景気なります。
今でさえリーマンショック以上のリストラ。。。
脅す訳ではないですが、危機感は持っておいた方がいいです。
 
ということは、値上げするならこの4月が最後のチャンス!
 
秋以降に値上げはできないと思っていた方が良いし、
人件費の高騰、労基法改正もあるので今から考えた方がいいと思います。
ただし、コンセプトから外れないように値上げをする。
しかも、値上げするなら値上げ価格の3倍の価値を。
 
これを心がけて値上げを考えてみてくださいね。
 
 
>追記
個人的にディズニーは8000円は超えてはならない壁だと思います。
普段使いの飲食店も超えてはならない壁があります。
 
普段使いというコンセプトから外れないように、
自店舗のコンセプトに合っている支払金額は上限いくらなのか?
意識して各商品ごとに値上げ・値下げを検討することが大事です。
そして最低価格は基本的に安すぎることが多いので
引き上げる場合が多いです。
 
5Gも始まりバーチャル体験が普及していくと
ディズニーの非日常体験がどこでもできてしまう。
ディズニーは今が正念場でと小島は考えます。


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