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コロナで人件費削減すべきか?

今日は、嫌われる覚悟でこのパンドラの箱開けます!
 

コロナで人件費削減すべきか?


 
経営者の皆さん、
これで今すごく頭を悩ませていると思います。
 
売上が落ちている。
 
しかも、5%、10%の話じゃない。
20%~30%ならまだいい。
60%、70%減のところもある。
 
そうした時に、支出を抑えなければならない。


 
もちろん、自分の無駄な出費は抑える。
 
だけどそれだけでは到底間に合わないと思います。
各種補助金も申し込んだ。
 
それもおりるまでまだ時間がかかる。
おりてもそれで間に合うかどうかわからない。
単なる延命措置になっては意味がない。
 
銀行にリスケもお願いした。
 
家賃の支払いも遅らせてもらえるように交渉もした。
 
こうしたやるべきことを全部やって、
でも先行不透明だから、考えるのが人件費。
 
人件費を削るということはスタッフの生活費が減るということ。
 
 
「それだけはしたくない。」
 
と自分も思っていました。
 
 
ここで、そもそも人件費は何なのか?
 
人件費は、
スタッフが経営者の代わりに業務を代行するための費用ですね。
 
経営者が出来ない、又は一人では間に合わないから
スタッフを雇用している。
 
この代行費が人件費です。
 
 
人件費は、代行する費用なので
経営者の代わりに業務を請け負いますね。
 
なので本来、無駄な時間はありません。
 
だけど実際はそうはいかないですよね。
おしゃべりする時間もあれば、
暇で立っているだけもあります。
 
それが業務を円滑にするためのものだったら
必要かもしれませんが、ほとんどは不要だと思います。
 
メチャクチャ忙しくてもスタッフ同士の
コミュニケーションはとれます。
 
 
今、コロナで大変な時です。
 
まずは店長に意識しているもらい、
無駄な人件費を削る。
 
この無駄な人件費の解釈が違うので
「今がベストです!」
と言われると思いますのでわかりやすい数字で。
 
数字は嫌がる方多いですが、
だれもが同じに解釈できる大事なものです。
 
例えば、缶ジュースに350mlと記載があるから
量がみんなわかりますよね。
これが数字がなかったら多いか少ないか判断できないですよね。
 
ステーキも150gなら少ないから200gにしよう。
 
こうなる訳です。
誰もが同じ解釈できるためのもの。
こうして数字のことを思えば嫌悪感少し減ると思います。
 
 
人件費の目安として、
3倍の売上があるかどうか。
 
メチャクチャざっくりですがとりあえずこれでいいと思います。
 
今、時給1,000円とすると、
ひとり1時間1,000円、
2人なら1時間2,000円、
3人なら1時間3,000円。
 
で、社員は福利厚生費もあるので
ひとり2,000円と考えておいた方が良いと思います。

社員1人、P/A2人で昼10時~15時まで仕込み・営業したら、
4000円×5時間=20,000円
 
なので最低60,000円の売上が必要。
これがランチの最低ラインです。
 
ディナーなら
17時~22時の5時間を社員1人、P/A1人でまわすなら
3000円×5時間=15,000円
なので最低売上が45,000円となります。
 
実際は社員1人に福利厚生費まで入れても
2000円はいかないと思いますが、求人費なども考えると
このくらいを目安とした方が安全です。
 
こうして考えると、結構厳しい売上だと思います。
なので、OPEN前の仕込みはアルバイトスタッフ1人にしよう。
 
ピークが終わったら、アルバイトスタッフは1人で大丈夫だな。
 
こうした、調整が必要です。
先ほどの例の場合2時間抑えられれば、
人件費が13,000円となるので売上も
39,000円でOKということです。
 
これなら無理なく売上達成できそうですよね。
 
こうしたざっくりした数字から、
理解を深めていくと
「数字って便利だな~。」
と思って頂けると思います。
 
 
これで無難に終わらせても意味がないので、
 

コロナで売上が下がったなら、
人件費は削減すべき!

 
と小島は思いません。
 
そもそも、人件費削減の考え自体ずれています。
 
人件費削減しようと考えているということは
人を活用できていないだけです。
 
やるべきことは尽きません。
いっぱいあります。ただそれをやってもらっていないだけ。
実践できていないだけ。
 
その活用できていない人件費、
無駄な人件費は削るべきです。
 
ただ、コロナで暇になった。
だけど、何もやらずに今までの営業。
 
それでは意味がない無駄な人件費です。
 
 

無駄にしなければ人件費を削る必要はない

と思います。
テイクアウト・デリバリー・通販を
新しく始める。
 
スタッフが多いなら、全員巻き込んですぐにやる。
アルバイトスタッフにチラシ書いてもらい、
店長は各種デリバリーサービスの申込み、
社員は包材の発注。
 
包材来たら、試作。
冷めても美味しいか?
温めやすいか?
汁はこぼれないか?
実際にパッキングしてスタッフに自転車で一周してくる。
30分後にみんなで食べてみる。
何回も試作する。
実際に営業中テストする。
抜けが無いように行動の流れをPOPにする。
  
そして、提供開始する。
店頭でチラシを配る。
社員はSNSでアピールする。
店長はホームページ、グルメサイト、Googleマイビジネスに掲載する。
 
 
こんな感じでやることは満載です。
人件費を削るどころではないと思います。
今、行動をすぐ始めた方が、スタッフに負担少なく済みます。
 
このblogを見たら行動開始しちゃいましょうね(*^^*)


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