毎日、飲食店の運営・営業していると薄れてくるのが
飲食店にとって基本である5S活動。
今日は改めて基本に戻って考えてみたいと思います。
まず。5S活動の5つのSをすべて言えますでしょうか?
5つのSとは・・・
整理
整頓
清掃
清潔
躾
この5つとなります。
よく間違えやすいのが
整理と整頓。
整理は無駄なものを無くすこと。
例えば、調理場に私用のスマホは必要ないですね。
冷蔵庫の中に個人的なお菓子や食べ物入っていませんか?
それは業務に必要ないので整理した方が良いといえます。
では整頓はというと、
整頓は業務を行いやすいように
整えることにあります。
不要なものを除去した必要なものを
サッと使用できる状態に保つこと。
冷蔵庫の定位置管理もこれにあたりますし、
食器の場所や会計書類のファイリングなども整頓しておくことで
無駄な「探す」行為を減らして効率的な運営が出来るようになります。
そして、清掃。
汚れや埃など放置していては
見栄えが綺麗だけでなく、
綺麗であることは働くスタッフやお客様の心にも影響を与えます。
食器が欠けているものやポスターが破れているということは
お客様やスタッフへの配慮が欠けていると感じてしまいます。
なので清掃は考えずに行えるように習慣化する必要があります。
ここまでの3つのSで3S活動といいます。
この3つのSを効果的に保つためにも
残りのSが重要になってくるのです。
4番目のSとして清潔。
清掃して綺麗な状態になったとしても
それが一時的では意味がありません。
清潔な状態に保つことで
本来の綺麗さを効果的に発揮できるいえますね。
そして最後のSは躾(しつけ)。
ここまでの整理・整頓・清掃・清潔を
維持し社内の風土として醸成するために
しっかりと徹底する習慣化。
そのために躾が必要となります。
4Sを守り習慣化して、
さらには4Sを改善して継続すること。
朝の朝礼やMTGも躾を行うために必要なものと言えるでしょう。
店舗運営にとって5Sは欠かせないものとなります。
今日は改めて考えてみてはいかがでしょうか。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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