飲食店にとって、ランチ営業は集客のチャンス!多くのお客様に来店してもらえる時間帯ですよね。
でも、ちょっと待ってください。
ランチタイムは忙しくて、スタッフを増やさないと間に合わない…なんてこと、ありませんか?
実はそれ、ランチ営業が利益を生んでいないどころか、赤字になっている可能性もあるんです。
それに、ランチ営業のせいで社員スタッフが長時間労働になって、疲弊したり、離職に繋がったり…なんてことも。
ランチ営業って、本当に必要?
今回は、そんな疑問にお答えします。
ランチ営業を見直してみよう
ランチ営業が、本当にお店にとってプラスになっているのか、改めて考えてみましょう。
もし、利益を生まないどころか、夜の集客にも繋がっていないなら…
ランチ営業のやり方を見直す必要があるかもしれません。
具体的には、こんな方法があります。
- 安売りをやめて、適正価格で、お客様に喜んでもらえる内容に変更する
- 過剰な人手が必要になるメニューを削減したり、整理する
- 夜の集客に繋がるような導線を作る
ランチで利益を出すためのポイント
ランチで利益を出すためには、まずランチとディナーで数字を分けて管理することが重要です。
具体的には、
- 人件費
- 人時売上高
- 売上高
- 客数
- 客単価
などをチェックしましょう。
例えば、ランチの売上が7万円でスタッフが7人必要、ディナーは売上が15万円でスタッフ5人で問題ない場合。
ランチは夜の仕込みがあるとしても、一人5時間×7人で35時間の労働時間。
売上7万円なので労働1時間あたりの売上は2000円。
夜は5人×5時間で25時間で15万の売上なので労働1時間あたりの売上は6000円。
この場合、ランチは利益を出すことは難しいですよね。
夜で5人で回るのなら、ランチも5人で回るようにメニューを再構築することをお勧めします。
ランチ営業に関する参考記事
ランチの考え方については、下記の記事も参考にしてみてください。
上記以外にも、ランチに関する記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
ランチ営業は、多くの飲食店にとって重要な集客手段の一つですが、必ずしも利益に繋がるとは限りません。
場合によっては、赤字になってしまったり、スタッフの疲弊や離職に繋がってしまうことも。
ランチ営業を行う際は、しっかりと利益を計算し、必要があればメニューや営業時間を見直すなど、工夫してみましょう。
自分のお店にとって、最適なランチ営業の形を見つけることが、成功への鍵となります。