顧客目線で物事を考えること。なかなかできないかと思いますが
まずは開店時間とラストオーダーを顧客目線で考えてみてはいかがでしょうか？
おはようございます！
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
飲食店は開店時間とラストオーダーの時間は
とても気にしなければならない重要なことですね。
開店時間にお店が開かなければ
来店客の心証は悪くなりますし、
ラストオーダーの時間もギリギリの来店でも
快く迎えることは商売として当り前といえます。
開店前でもこれだけ暑ければ
中に入れて欲しいし、
ラストオーダーギリギリでも
食べたくて急いできて間に合ったのだから
快く迎えて欲しい。
ですが、スタッフも人であり、
人手不足でもあり、
「準備はしっかりとしてからお店を開けたい」
「早く帰りたい」
こともあると思います。
なので小島が推奨するのは
営業時間、
開店時間とラストオーダーの時間は
2重にしましょうと言っております。
表向きの開業時間が11時なら
もうひとつの開店時間を10時45分とします。
通常は11時にオープンさせます。
が、店頭にお客様が待っている場合、
10時45分にお待ちのお客様を店内にご案内します。
そして、
「11時からですが準備でき次第、ご用意いたしますので
ご注文お決まりになりましたらお声がけください。」
と伝えます。
こうすることでお客様は早く店内に入店でき、
居心地よくお待ちいただけます。
スタッフとしても調理や業務が分散するのでメリットがあります。
なので店舗の運営ルールとしても
10時45分までに開店準備を終わらせて
10時45分にお客様が外にいらっしゃたら、
ご案内をすると定めます。
こうしてだれが行っても同様のサービスを提供できるようにすることはとても重要です。
ラストオーダーの時間も同じで
22時ラストオーダーなら
22時を表向きののラストオーダーとし、
22時10分をラストオーダーのMAX対応時間とします。
こうすると「スタッフの労働時間が伸びてしまう」と思われると思いますが
〆作業の時間のかかるものは22時までとして
それ以降は対応できるもので対応します。
例えば、フライヤーは22時までとして
片付けを始める。
その後の入店があった場合、
「揚げ物は閉めてしまいましたがそれ以外でしたら大丈夫です！」
と伝え入店してもらう。
こうすれば何も問題は無いかと思います。
なのでラストオーダーの時間もこれを明確にルールとして
徹底しておくことで顧客目線のお店として
一歩前進できます。
重要なのはしっかりと明確にルールを作る事。
その時の気分で変えないこと。
今日は顧客目線で開店準備とラストオーダーの時間を考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪
