「値上げして客数が減少した…」「再来店間隔が長くなった。。。」
や無得ない価格改定を行ったのに、
「価格を戻そうか。。。」と迷っている飲食店の方は
今日の記事をご参考にしていただければと思います。
最初にお伝えすると、
価格を戻してはいけません。
結果的には値上げをしたことで
客離れを起こしたかもしれませんが
値上げだけが原因ではないといえるからです。
商品価格は
商品の原材料+付加価値
で出来ています。
ちなみにこの付加価値の国内で生産された合計が国内総生産(GDP)といいますね。
この商品の付加価値が少なければ
それだけ安く販売することになります。
今回の値上げは、多くは
原材料高騰のための値上げですよね。
ということは基本的に付加価値は増えていないことになります。
原材料の価格が上がって
商品価格に反映させることで
お店としては
商品食材原価の上がった分だけ上げたはずですが
顧客から見ると
商品価格の付加価値の割合が減ったことになります。
そう考えると、
商品価格の全体の価値は
価値の方が高かった商品でも
価値=価格
に近づいたことになります。
価値=価格
の商品だった場合は
価格よりも価値が低く感じてしまいます。
これが客離れの本当の中身だと小島は考えております。
食材原価高騰による値上げ。
これを単なる食材高騰分、光熱費高騰分を
値上げして、
「値上でうちは何も得していないから・・・」
と値上げだけしていると
思わぬ客離れを引き起こしているかもしれません。
一旦、コロナも収まりつつあり、
急いで価格変更しなかったので
や無得ないことでしたが、
これからは平常を取り戻しつつあるので
今一度商品のクオリティチェックと
商品販売数上位の商品から
ブラッシュアップをしてみてはいかがでしょうか?
商品開発に終わりはありません。
常に進化と不変と継続のバランスを意識していただければと思います。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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