年末。
人がごった返すアメ横。
行って参りました。
人が多いのは苦手なのですが、
お祭りは好きなので
プラスマイナスゼロなんです(笑)
アメ横は
基本おまけや
意味わからないほどの
割引。
こんなにサービスして
経営大丈夫なのか？
と心配になる。
そんな人もいると思います。
今日はそんなアメ横経営をお伝えさせて頂きますね。
アメ横経営とは
アメ横経営。
勝手に名付けました(笑)
例えば二木の菓子。
ドンドンお菓子を袋に入れて積み上げて
1000円。
袋一杯のお菓子が1000円。
見ている人も楽しく、
これでもかとワクワクさせる。
そして、一方
「まぐろ3000円が1000円！」
「大トロが6000円が2000円！」
「タラバ蟹が10000円のが6000円！」
と大幅値下げで客寄せするお店。
元の値で売っているのを見たことない・・・。
二重価格は法律違反なのでやらないようにしましょうね。
こう言ったらきりがないですが、
飲食店はこういう商売は避けてくださいね。
信用失ったら最期ですから。。。
この商売の良し悪しは置いておいて、
この二木の菓子や他のアメ横のお店は
どういう考え方で経営をしているか。
原価率を考えているのか？
これは原価率で考えるのでなく
粗利益額で考えています。
一人当たりの粗利益額です。
二木の菓子だと
例えば、売価が1000円なので袋に一杯詰め込んでも
粗利が500円。
一人に売ると500円儲け。
はい。また一人、500円。
次の一人、500円。
という感じですね。
まぐろの話だと
「まぐろ3000円が1000円！」
「大トロが6000円が2000円！」
最初、
「まぐろ2つに大トロ１つで4000円！」
その後
「まぐろあと２つつけて5000円！」
結果まぐろ４、大トロ１で5000円。
原価まぐろ500円、大トロ1000円として
今回の粗利2000円。
ここはマグロ１と大トロ１で
3000円で売れれば1500円の儲け。
これを軸にしているので
おまけしても2000円の粗利があれば
一人当たりの粗利が増えるのでOK。
ということです。
投げ売り商売。
適当にやっているようでも、
しっかりと計算して儲けられるから
ずっと続いているんでしょうね。
この粗利で考える商売は、
薄利多売が基本ですが、
単品だけ粗利で考えるのならOKです。
ワインは粗利額で値付けする。
期間限定メニューは粗利額で値付けする。
など。
飲食店は全体では「率」で考えて
限定メニューやサイドメニューなど
ウリのメニューは額でもOKと考えていきましょうね。
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今回アメ横で思ったこと
アメ横では、タラバ蟹は売っていないです(笑)
→アブラガニをタラバ蟹として売るはNG。
大トロは筋だらけのまぐろ。
→アメ横で大トロはやめとこう。
美味しいもの（まともなもの）買うなら市場で・・・。
