利益を生み出す飲食店の数字

目指すべき目標を明確にするために把握しよう!ランチ営業で儲かるのか?第6回

最近数字のお話が続いていますが
このコロナ禍でとても大事なので続けさせていただきます。
昨日の人時生産性チェックしてみましたか?
 
そして結果はいかがでしょうか。
この人時生産性を3500円欲しい理由。
なんだと思いますか?
 
答えはここがスタッフの待遇などを決める元となるからです。
そのために今日は労働分配率という言葉をお伝えさせていただきます。
 
労働分配率は
人件費を粗利益で割ったものです。
なので付加価値に占める人件費の割合を示す指標です。
 
例えば、人件費が60万、売上が200万、原価50万だとすると
60万÷(200万ー50万)=40%
労働分配率が40%となります。
 
粗利の40%が人件費に使われていることになります。
 
これが人件費が80万、売上が200万、原価40万だとすると
80万÷(200万ー40万)=50%
労働分配率が50%となります。
 
ここで粗利益の半分以上人件費がかかると
利益を出すことは難しくなります。
 
基本の考えの
原価率+人件費率+家賃比率=70%以内 があります。
その他諸経費で目安として20%くらいかかります。
それで考えて例を挙げると
 
原価率+人件費率+家賃比率
例1 30%+30%+10% 労働分配率42.8%
例2 40%+20%+10% 労働分配率33.3%
例3 20%+40%+10% 労働分配率50%
 
粗利益の半分以上の人件費だと
例4 30%+40%+10%=80%なので
その他諸経費で20%かかると
利益がでないことになりますね。
少しずれたら赤字になってしまいす。
 
なので粗利益の半分までが人件費にかけられる割合となります。
この労働分配率がわかると
一人当たりにかけている平均時給もわかります。
そして、さらにスタッフの待遇を良くしたいなら
目指すべき人時生産性の数字もわかります。
 
これは明日、お伝えさせていただきますので
今日は労働分配率を把握してみてくださいね。
人時生産性、労働分配率がわかれば
どうして今、ランチで利益が出ないのかもわかります。
 
逆に知らないと目指すべき目標がないので
いつまでたっても改善されません。
なので一つ一つ把握して一日一改善で顔晴りましょう(^^)
 
 
ブログの見返しはこちらからどうぞ。
・ランチ営業で儲かるのか?第1回
https://migiudesp.co…
 
・「理想の収益モデルを設定してみよう」
ランチ営業で儲かるのか?第2回
https://migiudesp.co…
 
・「粗利益額で考えて目標利益を達成する方法」
ランチ営業で儲かるのか?第3回
https://migiudesp.co…
 
・「ランチでどうしても利益が出ない・・・。」そんな時はこれを見てみよう!ランチ営業で儲かるのか?第4回
https://migiudesp.co…
 
・利益が出やすいかどうかはここをチェック!
ランチ営業で儲かるのか?第5回
http://nanaura.main.jp/sotogofun/365/hanjyoushikou/9046/


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