最近、自身が各地で続いておりますが、被害はないでしょうか?
東日本大震災から10年と半年が過ぎた今でも
あの時のことを鮮明に覚えています。
その時のお店での経験も踏まえ地震対策・対応について
お伝えさせていただきます。
消防計画はあなたも届け出出しているとは思いますが、
改めてチェックしてみてください。
※リンクはすべて東京消防庁のものです。
消防計画
消防計画作成(例)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/drs/ss_jirei.html
小規模用消防計画
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/drs/ss_jirei/23.pdf
消防計画(帰宅困難者対策の追加部分)
事業所防災計画(帰宅困難者対策)作成例
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/drs/ss_jirei/shoubou_keikaku01.pdf
とりあえず、地震後、今回のように閉店後に起きた地震の場合
翌朝、お店に行ったとき、まずは
①窓を開ける
をしていただければと思います。
すぐに電気をつけるのではなく
まずは、ゆっくりと窓を開ける。
メチャクチャ大事です。
一番怖いのはガス。
今のガスメーターは震度5相当の地震で
安全装置が作動するようになっています。
ガスが止まった時の復旧について
https://www.gas.or.jp/anzen/gas-stop/
(日本ガス協会HP)
ガスメーターにマイコンを搭載することにより、
ガスの流れや圧力等に異常が発生した場合に
自動的にガスを遮断したり、警告を表示したり
する機能をもっていますが、
ガスの事故は起きています。
なので、地震でちょっとした配管のズレなどで
ガスが漏れ続けることがありますので
まずは換気を行うことを意識していただければと思います。
では、営業中に大きな地震が起きた時はどうするのか?
大事なのは役割分担だと思います。
まずは安全確保。
フライヤーなどで油を使っているスタッフは
まずは離れる。
できれば火は消したいですが、
直下型だとそれは危険な行為となりますね。
こういった消火剤や火を消すシート
https://amzn.to/3iI9yPs
消化スプレー
https://amzn.to/3lnhoj8
など置いておくと油に火が付いた時も
抑えることができます。
初期消火は大事なので。
まずは安全第一で。
キッチンの安全確保している間に
ホールはお客様の安全確保に動く。
地震の揺れによっては、
飾ってあるお酒の瓶や照明、
天井の石膏ボードなども老朽化により落ちてくる場合があります。
天井は基本軽鉄と言われる骨組みに石膏ボードをビスで留めてあります。
この石膏ボードは固いですが割れやすいので
場合によっては留めてある部分が割れて落ちる場合もあるので
なるべくテーブルの下に隠れることをしていただければと思います。
特に施工から年月が経っているお店では特に大事かと思います。
(害虫などで劣化している場合あるので)
あとは、お客様が慌てて飛び出さないように
入り口を確保して安心してテーブルの下にいてもらう。
慌てて揺れている間に行動することでの怪我も多いので
「ここのお店は安全」だと思ってもらうことが大事です。
とにかく揺れている間は動かない。
外はガラス割れて落下してきたり、
看板が落っこちてきたりします。
(看板は結構腐食しているものが多いので特に注意)
そして、揺れが収まったら、安全確認を行う。
この流れで小島は動きます。
東日本大震災の時もそうでした。
まずは安全確保。
避難経路確保。
そして地震が起きる前の対策としては、
揺れても落ちないような日本酒ディスプレイにしたり、
食器棚はちゃんと戸を閉めたり、
転倒防止金具もつけたり
避難経路に物は置かないようにする。
そして、何より大切なのは
地震発生時のすべき行動を明確にしておくこと。
これが特に大事だと思います。
今日は改めて防災対策について考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^)
最後に東京商工会議所の作成した
地震初動対応マニュアルがわかりやすいので
ご参考にしてくださいね。
≫ https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=110807