店舗運営の豆知識

飲食店居抜きあるあるデメリット~ガス・ダクト編~ 物件選びのポイント③

居抜き物件はそのまま営業できると思っているのなら
要チェックです。
確かにそのまま営業はできますが、
営業していくと様々な問題が起きます。
そしてコストがかさむ。。。
 
そんなことにならないようにお伝えさせていただきますね。
 
昨日からお伝えさせていただいてますが、
低コスト出店ができる居抜き物件にもデメリットがあり
それらを考慮して居抜きなのかスケルトンなのかを検討する必要があります。
 
今日は、居抜きあるあるのガスについて。
 
ガスは都市ガスとLPガスとありますよね。
都市ガスの場合道路下からガス管を引いて
店舗の機器にガスを配管を繋げて使用します。
 
そして各機器にはガスの必要容量があり
そのトータル以上のガス供給が必要となります。
 
なので例えば居抜きで
カフェだったところに中華で始めようとしたとき
中華コンロを入れようとしても
ガス容量が足りない場合があります。
 
同時使用しない場合、問題ないことが多いですが
あまりお勧めはしません。
 
そうなると道路からガス管を引くところから工事が必要となります。
 
そうすると道路工事の許可を東京ガスなどがとってから
工事となるので期間と費用がかかります。
 
工事によってですが20万~かかると思っていただければと思います。
(場合によってはできない場合も。)
 
なのでガス容量は最低限チェックする必要があります。
もちろんガス容量とともにダクトもチェックです。
新設のガス機器を入れたらそれに合わせてダクトも変更です。
安全第一で。
 
ダクトを変更すると吸気バランス崩れるので
吸気もチェックしないとならないです。
 
このバランスが崩れると入り口のドアが開きにくかったり
「バタン!」としまったり
「ヒューヒュー」と鳴ったりします。
 
客席が寒かったり、客席が油でべとつくのも同様です。
 
なので居抜きでそのまま投資しないでできると思わずに
なんだかんだ言って居抜きでもプラス投資しなければならないと
考えておく必要があるといえます。
 
では、飲食店が居抜きを選ぶべき物件はどのようなものでしょうか?
明日お伝えさせていただきますね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^


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