温かくなって飲食店にとって悩みの種である害虫。
早め早めの対策が1年間の予防にもなるので対策していただければと思います。
飲食店にとって、害虫対策は衛生面はもちろん、お店の評判にも大きく関わってきます。
今回は飲食店ができる簡単な害虫対策をいくつか挙げていきますのでご参考になれば幸いです。
飲食店ができる害虫対策術
害虫は水や餌となるゴミがあると増えやすくなります。
基本的なことですが下記を意識してみてくださいね。
1. 清潔を徹底する
害虫は、食べこぼしや生ゴミなどの餌や、水を求めてやってきます。
そのため、店内を清潔に保つことが最も重要です。
- こまめに掃除をする
- 厨房、客席、トイレなど、食べこぼしが目立つ場所や、水回りは念入りに掃除
- ゴミを溜めない
- ゴミはすぐに捨て、ゴミ箱も毎日洗って綺麗に
- 生ゴミは密閉容器、または臭いが漏れないように口をむずび毎日処理
参考→超簡単!ゴミ袋から臭いが漏れにくくなる便利な結び方をプロが解説
- 換気を良くする
- 換気扇を回したり、窓を開けたりして、店内を換気
- 湿度が高くなると、害虫が発生しやすくなるので、除湿機なども活用
意外と多いのが植木鉢の受け皿の水。
水やりは良いのですが水をやってたまった水をそのままにしていると
そこで害虫が発生しやすくなります。
なので日々水をやったら溜まっている水は捨てて予防してくださいね。
そして、グリストラップも要注意です。
油分やゴミは害虫の大好物です。
グリストラップ清掃を負担を減らしてを日々清掃を行えるように
グリストラップネットや、油吸着材、吸着シートなどを使って
グリストラップ清掃を習慣化してみてください。
2. 侵入経路を塞ぐ
害虫は、ほんとうに小さな隙間からでも侵入することができます。
そのため、お店の隙間を塞くことが有効です。
- 隙間をコーキングする
- 壁や床の隙間、サッシの隙間などをコーキング剤で塞ぐ
- 排水口や換気口には、虫が入らないようにネットを取り付け
- ドアや窓に隙間テープを貼る
- ドアや窓の隙間には、隙間テープを貼って塞ぐ
害虫は外部から侵入するものと内部で発生するものに分けられます。
どれだけ内部で発生を予防しても外部からの侵入があれば予防できません。
なので外から侵入しないような対策も必要かと思います。
3. 害虫を寄せ付けない
害虫は、特定の匂いや光を嫌います。そのような匂いや光を利用して、害虫を寄せ付けないようにしましょう。
- ハーブを使う(業態による、効果弱い)
- ハーブの中には、害虫が嫌う香りするものも
- 殺虫灯を使う
- 殺虫灯は、害虫を光で誘い、電撃で殺虫するもの
- 厨房や客席など、害虫が出やすい場所に設置しましょう。
上記対策をしてもそれでも害虫が減らないのなら
やはりプロに相談するのが良いかと思います。
4. 専門業者に依頼する
本来は会社内で行いたいですが、
市販の殺虫剤などでは、害虫の殺虫剤慣れで
その薬剤が聞かなくなるスーパー害虫も出てきます。
毎月定期的に殺虫剤を撒いたりすると
その薬剤に耐性がついてしまう。。。
そうならないためにプロの害虫駆除専門家に依頼することはとても良いと思います。
東京近郊でしたら、小島がお世話になって
そして色々教えてくれたプロ中のプロの方をご紹介いたしますので
ご連絡いただければ幸いです。
また、取り切れない汚れやゴミで手に負えない状況なら
清掃業者を入れて一旦、綺麗な状態に戻して
そこからお店で綺麗に管理をして維持することも良いと思います。
とくにダクト関係は火災にも繋がる可能性があるので
定期的にプロに依頼することも必要かと思います。
まとめ
害虫はひとつでも出てくるとお店の評判と信用が著しく減少してしまいます。
お客さんの食事を不快にさせないためにも
異物混入にならないためにも
早め早めの対応で予防していただければ幸いです。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪