今、様々なコストが上がっていて「コスト削減したい!」と思っている飲食店経営者はとても多いと思います。
でも、人件費を削減しようと思って、時給を地域の平均以下にしていると今後マズい流れになります。
当たり前ですが、時給が平均より低いと求人しても人は集まりにくくなります。
これが景気の良い時なら、
「多少低くても楽しそうでやりがい有る方が良いよね。」
となりますが、景気の悪い時、先行き不安な時は、そんなこと言ってられないんです。
だから、時給が低いとそもそも生活できないし、
候補にも上がらなくなります。
なので時給をケチっていると、
既存のスタッフの流出も起きてきますし、
流出していけば、スタッフ不足になり、低時給で頑張っているスタッフにより負担がかかり
「流石に続けられない・・・」
と長年勤めていたスタッフさえも退職してしまいます。
こういうことが起きると経営者は
「辞めないと思っていた。。。」
「信じていたのに。。。」
と言われますが、腹に背は変えられません。
あくまで生きるために、生活するために働いてくれているということを忘れてはいけません。
長年一緒にいると、忘れがちなんですよね。
これは小島も経験しています。
だからこそ、改めて時給について考えてみてください。
「だけど時給を上げると、さらに人件費が上がって赤字になってしまうんです!」
とおっしゃるかと思います。
そこでどうしたら良いのかをお伝えさせていただきます。
時給を上げても人件費率が上がらない方法
まず、時給を上げるともちろん人件費は増えますよね。
でも上げても、上げた以上に売上が上がって利益が残れば問題はありません。
また、時給が上がっても、勤務時間が短くなれば人件費も増えないですよね。
なので時給を上げるタイミングで、下記を見直すことで人件費率を抑制することができます。
- 無駄な勤務時間を減らす
- オペレーション改善してホールスタッフ数を減らす
- メニューを改善してキッチンスタッフ数を減らす
- 食材・調理法を見直して仕込み時間を短縮
- 清掃を業務委託して清掃時間を短縮