例年この時期になると御節の告知が始まります。
大手は夏前には製造開始していて在庫を抱える訳にはいかないので気合入っていますね。
大手は
130種類以上のおせち・オードブルを用意したり、
1人前~の御節や高額の御節を豊富に用意しています。
今年の御節は例年と比べて以下のようになると小島は考えております。
・少人数用が売れる
・高額おせちが売れる
・個人飲食店のおせちが売れる
そして、今年の年末年始は御節以外もよく売れる!
理由は、明日のブログで。
今日は今年の御節のポイントをお伝えさせていただきますね。
売れる御節は前述の3つ
・少人数用が売れる
・高額おせちが売れる
・個人飲食店のおせちが売れる
まず、少人数用、2~3人前が売れますね。
大手のおせちの割合はこのような感じでした。
1~2人前→23種
2~3人前→50種
3~4人前→44種
4~5人前→16種
5人前~ → 5種
一番多いのが2~3人前ですね。
個人飲食店はいくつも用意することはできないので
絞る必要があります。
2~3人前の御節で
量が欲しい方には
2セットで特典つけたり、
プラスの料理で対応すれば問題ないと思います。
そして、毎年のことですが
個人飲食店のおせちは安すぎることが多いので
価格も内容を見直してみていただければと思います。
小島も中華で御節やっておりましたが
当初13,000円で4~5人前でしたが、
最終的には2~3人前で13,000円の御節に変更しました。
が、注文数は減りませんでした。
普通に考えると2倍の価格ですよね。
価格が高くなった分、価値は倍以上にしました。
「フカヒレ姿煮込み」入れたり
「アワビ」入れたり
「ロブスター」入れたりと。
御節は個人飲食店だと量を仕込むのは難しくなります。
冷蔵庫の余裕もない中、
通常の材料とおせちの仕込みを納めなければなりません。
しかも、量が多いと調理して冷めるまでも時間がかかります。
ブラストチラーなど設備が整っているお店なら良いのですが
調理場で冷ますと食中毒菌が増殖する時間が長くなります。
さらに量が減れば仕込みも減るのでスタッフの労働環境も良くなります。
なので個人飲食店は、量でなくて質で勝負すべきだと思います。
御節は信頼関係があれば購入いただけます。
そして、近隣の日頃通っているお店に中々いけない今だからこそ、
御節は個人飲食店で買おうという流れになります。
ただ、御節を販売することを早く伝えなければ、
お客様は他で購入してしまいます。
なので今から御節を販売することをまず伝えて、
あなたのお店の御節が他店と何が違う?
あなたのお店の御節へ込めた想いは?
あなたのお店の御節で何が得られる?
これらをお客様に伝えてみてはいかがでしょうか。
業種業態にもよりますが、2~3人前で3万~の御節も
問題なく購入いただけると思います。
ただし、価格以上の価値を伝えないと売れるものも売れません。
黙っていて売れる時代ではないんです。
全国の他の御節も工夫して独自の良さを伝えているんです。
伝えていかないと埋もれてしまうのは至極当然です。
でも、価値以上の誇張した情報は信頼関係なくすのでやめてくださいね。
あくまで、正しい価値を正しく伝えることが重要です。
今日は今年の御節をどのような戦略で販売していくのか?
これを考えてみてくださいね。
まとめると、今年の御節は、ポイントとして下記の3つ。
・少人数用が売れる
・高額おせちが売れる
・個人飲食店のおせちが売れる
少人数用高額おせちで得られるメリットとして次の3つがあります。
・食材管理がしやすい
・労働環境の改善
・食中毒予防
最後にもう一度。
価格以上の価値を忘れずにしてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^)
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