人材育成で悩む経営者や店長が多いと思いますが
意外とシンプルと小島は考えています。
小島はコンサルタントでも飲食店の現場が
24年と長いので数多くのアルバイトや社員を
高校生から70歳まで一緒に働いてきました。
その経験から人材育成がスムーズに進むには
これが一番効果的だと考えています。
それは
巻き込むこと
人は自分が大好きです。
自分が嫌いだったりする方でも
自分を守るために自分を嫌いととらえています。
本質的には自分大好きなんです。
そして、自分以外のことは関心が薄いといえます。
自分と関連性が薄いことには、あまり興味が沸かずに
長続きもしません。
ですがこれが自分のことになると
一気に考え悩みそしてそれをどうにかしようと行動します。
それが良い行動の場合もあるし、マイナスな行動の場合もありますが・・・。
なので教育・育成はまずは
巻き込むこと。
新入スタッフは、まずは自分の仕事のことで
精一杯になりますよね。
覚えることも多いし、覚えなければ
勤務することに負荷がかかります。
なので自分事としてとらえます。
ですが、慣れてくるとそこから解放されるので
業務が自分事から他人事になってきます。
慣れが線引きを行うですね。
これは、自分を守るために誰もが潜在的に線を引いています。
「ここまでが自分がすべきこと。」
「これ以上は自分が踏み込むべきでない。」
「ここから先に踏み入れると自分が大変だし出来るかわからない」
なので自分を守るためにシャットダウンしてしまいます。
これがごく自然なんです。
当たり前なんです。
なので「社員がもっとお店のことを考えてくれれば・・・」
と思う経営者の方が多いと思いますが、
それは経営に巻き込んでいないからといえます。
あなたも線を引いてしまっているかもしれません。
そのラインを今一度見直して
経営に巻き込んでください。
「売上アップのために販促を考えて」
といっても巻き込んでいない場合、
単なる業務として販促を考えます。
なので「これ本気で考えているの?」
となってしまいます。
ですが、巻き込んでいる場合は
「9月にみんなで1週間休もう!そのために何ができるか考えて。」
「来月ボーナスを1人10%出したいんだ!それが実現できる販促は無いかな?」
と聞くことができると思います。
やることを言うのではなく、やる目的を共有すること。
今日はスタッフを巻き込むことを考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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