販促として費用対効果が大きいもの。
それはファサード、店舗外観の改善と小島は考えております。
しかし、「ファサードを改修するには時間と費用がかかるから、ウチにはそんな余裕がない」
と諦めてしまうお店も多いかと思います。
そうした時は「のぼり」で改善してみてはいかがでしょうか?
「のぼり」で本当に集客できるの?
と思われるかもしれませんが
のぼりには意外な効果もありますので
今日はしっかりとお伝えさせていただきますね。
まず、「のぼり」ですが
一般的にのぼりを見て来店する効果を期待すると思います。
その時、良くある失敗としていくつか失敗パターンを紹介いたしますね。
パターン① 欲張りのぼり
様々な種類ののぼりを立てて
「あれもこれも伝えたい!」
と欲張ってしまうパターンがあります。
これをしてしまうと
情報がバラバラになり
どれも効果を出すことが出来ずに
残念なのぼりになってしまいます。
なので基本としてのぼりは同じ内容のものを
複数並べることをしてください。
そして、次の良くある失敗として
パターン② 誰の?のぼり
これは一般的に販売されているのぼりを使用して
効果が出ないパターンとなります。
既成品が効果無いという訳ではありません。
効果でない時として
その既成品ののぼりとお店のイメージがミスマッチな時があります。
例えば、お店のカラーが落ち着いた茶系なのに
のぼりが黄色では、お店とのぼりが繋がりしません。
もし繋がったとしても違うイメージを植え付けてしまうので
逆効果にもなりかねないと考えられます。
なのでできるだけオリジナルデザインでのぼりを作成した方が良いといえます。
費用としてもかなり安く作れるのでおススメです。
そして失敗パターン③
いつの?のぼり
これは一年中ずっと同じのぼりを出しっぱなしになっている例となります。
「せっかく作ったのぼりなのに何で出して置いたらダメなの?」
と思われると思います。
これはイメージしていただくとわかりやすいですが、
あなたの自宅から駅まで歩いたとして
それまでの数あるのぼりや看板、思い出せますか?
おそらく思い出せないと思います。
それはいつも見ている景色なので記憶に残らないのです。
人はいつもと違うものやことが起きたり感じたりすると
それが自分の生存に関わるかどうかを判断します。
それを無意識にしているからこそ、
人はここまで繁栄できたと言えるでしょう。
なので変化がないものに対しては
意識が向かないようになっています。
こうして考えるといかがでしょうか?
街を歩いていて
「あれ?このお店変わった?」
「あっ、今キャンペーンやっているんだ」
など意識が向くものは、変化があるものだということに気がつくと思います。
では、効果的なのぼりとはどのようなものかというと
①情報がシンプルで魅力的
②店舗のイメージと合っている
③鮮度が維持されている
この3つがあるものが効果があるといえます。
①情報がシンプルで魅力的
のぼり一つの中でも情報が多いと伝わりにくくなります。
のぼりは動くものなので通常の看板より読みにくくなります。
なので文字数もできるだけ減らして
一瞬で読める文字数である7文字程度を一塊として
3塊くらいを限度にすると良いと思います。
例えば
「手打ちうどん」
「3玉まで同価格」
「無添加」
の3塊を記載して
下部に店舗ロゴを入れる。
このようなイメージを考えていただければと思います。
②店舗のイメージと合っている
のぼりのイメージはあくまでお店の一部であるという認識をもってください。
お店の一部なので字体や色、のぼりの形をスタイリッシュのものかどうかを
決める必要があります。
③鮮度が維持されている
のぼりはいつも数種類手元に置いておいて
定期的に洗濯して交換できるようにしてください。
3本たてる場合、3本とも一気に交換します。
そして交換するものは、内容が違うものにしたり
季節ごとに変えたものにしたりします。
少なくても1~3か月に一度は交換すると良いといえます。
そして、冒頭でお伝えした意外な効果とは
既存のファサードが効果的でない場合でも
のぼりはそれを覆す力を持っています。
のぼり情報をシンプルにして伝えることができます。
なので店舗外観や入り口が効果的でない場合
それを無効化まではいかなくても
抑える可能性を持っているということです。
なので「のぼりひとつで大きく変わる」可能性があります。
たとえ費用をそんなにかけられなくても
出来ることはたくさんあります。
こうした「のぼり販促」もその一つです。
「お金がないから出来ない…」と
あきらめるのではなく
今ある資源で何ができるのかを考えてみてくださいね。
思いつかない場合で小島にご相談いただければ
何か道は開けると思いますので
一日一改善で顔晴りましょう(^^
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