利益を生み出す飲食店の数字

節税のための経費はやめよう!飲食店開業したけれど上手くいかない理由と対策②

好きな料理と接客ができる天職だと思い開業したけれど上手く行かない。
その理由と対策を昨日に引き続いてお伝えします。

おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。

昨日は料理と接客という飲食店でいる花形だけでなく
キャッシュフローを理解しておかなければならないことをお伝えしました。

ひと昔のように作れば作っただけ売れる時代ではない
ライバルは飲食店だけではない
スーパーやコンビニなども競争相手になる時代です。

勘に頼っても生き残れた時代と異なり
しっかりと数値管理をしていかないと
飲食店経営は上手く行きません。

数字苦手なら得意な人やコンサルを入れた方が良いです。


お金の流れを理解したら、
今度はちゃんと儲かる仕組み、
事業構造になっているかを確認する必要があります。

利益が残らないのは、残る仕組みになっていないからです。


どんなにがんばっても
どんなに美味しい料理を提供していても
どんなにお客様に愛されていても
現金が残る仕組みになっていなければ残りません。


なのでしっかりとキャッシュが残るようになっているかを
考えておく必要があります。


それには原価、人件費を知る必要があります。

原価は仕入れ原価でなく、棚卸原価で
理論原価との差異も見る必要があります。

人件費は残業や深夜手当で予定より膨らんでいないか
離職が多く求人費は予算内になっているか?
福利厚生費も含んで試算しているかも
見る必要があります。

水光熱費も高騰で大きな経費になりましたので
不必要なものが無いか、冷蔵庫のフィルターは
詰まって余計なエネルギーを使っていないか?
などもコントロールする必要があります。

そして、その他経費も
ひとつひとつ無駄なキャッシュアウトが無いかみなければなりません。

飲食店開業して社長になると
お客様に関係のない
売上に直結しない費用を使いがちです。

接待交際費や不必要な車両や駐車場。

そうしたものは会社の経費にしてしまうと
節税にはなるかと思いますが
利益率の低下を招き必要になった時に
銀行は融資してくれなくなります。

売上に直結しないものはプライベートで行うなど
自分に厳しく律しなければなりません。

会社は自分のモノ。
お店は自分のモノ。

という考えでなく会社と自分は別という認識で
いる必要があります。

こうした勘違いで飲食店はすぐに出た利益が無くなってしまいます。


まずは、経費を知り売上に直結しない経費は使わない。

こう決めるだけで大きく経営は変化します。


お店を繁盛させるにはいい車なんて要らないんです。
お店を繁盛させるにはいい時計なんて要らないんです。

お店が上手く行かなくなるのは決まって
売上に直結しないことに経費を使った時です。

今、上手く行っていないのなら
まずはこの経費を見直すこと。

そしてこれから開業するのなら
経費は売上に直結しないものには使用しないという決意を持つこと。

これが必要かと思います。


最後に節税のために経費を使っている場合もやめた方が良いです。
節税のために使用する経費と節税になる額とでは
節税のために使用する額の方が大きくなります。

節税のためにととったことでキャッシュが減ってしまいますので
プラスになるどころかマイナスになってしまいます。

「節税のために経費を使ってください」ということには
惑わされずにしっかりと税金を払った方が100倍良いです。

変な誘惑に惑わされずに自分を律して
経費について見直してみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪


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