今回は、Sotogo funの会員さんから実際に寄せられた
「売上がなかなか上がらない…何か良い方法はないでしょうか?」
というご相談を元に、具体的な解決策を提案する記事をお届けします。
「うちの店も売上が伸び悩んでるんだよなぁ…」
「客単価が低くて、なかなか利益が出ないんだよね…」
そう感じている方もいるのではないでしょうか?
売上が上がらない原因、それは決して一つではありません。
メニューの価格設定、コースの内容、集客方法…様々な要素が複雑に絡み合っていることが多いんです。
今回の記事では、「宴会コースの価格設定と内容の見直し」 に焦点を当て、売上アップと利益確保のための具体的な改善策を提案していきます。
「え?価格を上げるなんて、お客さんが離れちゃうんじゃないの?」
「高級食材なんて、うちの店には合わないんじゃないかな…」
そう思いましたか?
ちょっと待ってください!
ただ単に値段を上げるだけじゃありません。
お客様に「この値段を払う価値がある!」そう思ってもらえるような、体験全体をデザインすることが重要 なんです。
この記事を読めば、
- 宴会コースの価格設定で失敗しないための考え方
- お客様の心を掴むコース内容の作り方
- 高単価でも満足してもらえるための秘訣
- 売れる宴会コースのネーミングのコツ
が分かります。
今日からあなたの店も、売上アップと利益確保を実現させましょう!
1. メニューの価格設定を見直す
まず大切なのは、現在のメニューの価格設定を見直すことです。
例えば、今6000円のコースを提供しているなら、思い切って8000円に値上げし、1万円以上の価値を感じてもらえるような内容にしてみましょう。
「え?そんなに高くしても大丈夫なの?」
大丈夫です!
ポイントは、価格に見合うだけの「特別感」と「体験」 を提供すること。
高級食材を使い、見た目にも華やかな料理を出すことで、お客様は「今日はちょっと贅沢しちゃったな」という満足感を得られます。
2. コース内容を徹底的に工夫する
コースの内容も、お客様の期待を超えるものにすることが重要です。
季節ごとに食材を変え、旬の味覚をふんだんに盛り込んだコースを提案しましょう。
例えば、
- 春なら、桜鯛や筍を使ったコース
- 夏なら、鱧や鮎を使った涼やかなコース
- 秋なら、松茸や秋鮭を使った香り高いコース
- 冬なら、トラフグや毛ガニを使った贅沢なコース
など、季節感あふれる食材を使うことで、お客様は「また来たいな」と思ってくれるはずです。
3. メインとなる料理を明確にする
コースの中に、お客様が「これを目当てに来た!」と思ってくれるような、メインとなる料理を2~3品設定しましょう。
例えば、
- 「のどぐろの塩焼き」と「特選和牛のステーキ」をメインにしたコース
- 「伊勢海老の鬼殻焼き」と「金目鯛の煮付け」をメインにしたコース
など、記憶に残るようなメイン料理 があれば、コース全体の価値がグッと高まります。
4. コース名でワクワクさせる
メインとなる商品を決めたらそれを具体的にコース名に落とし込んでください。
先ほどの例でしたら、下記のようにしてみてください。
漁港直送!白身の王様のどぐろ原始焼きと50日熟成牛の炭火焼きコース
活伊勢海老の姿刺し盛りと特大金目鯛の煮付けの[店名]会席
こうすると、
「なんかすごそう!」
「他では体験できない!」
「食べてみたい」「食べたことない」
となりませんか?
小島はめっちゃ食べたくなります(笑)
まとめ
売上を上げるためには、単に価格を上げるだけでなく、お客様に「特別な体験」を提供することが大切です。
- 価格設定を見直し、高級感と特別感を演出する
- 季節の食材を使い、コース内容を魅力的にする
- メインとなる料理を明確にし、お客様の期待を超える
そして、特別な体験をイメージさせて、そのコースを食べているところを想像してもらい、
その食事で得られること、例えば
子どもが目を輝かせて伊勢海老を見て家に帰ってからも美味しかったと言っている
接待相手が豪華で特別な料理を見て初めての体験をして印象に残って契約が上手く行く
こうしたことを想像してもらえるようなコースにしてみてください。
これが出来るとまず、価格での勝負にならなくなるので価格競争に巻き込まれず
独自の価格で闘えます。
そして、お客さんは「ここなら失敗はないな」と安心して予約できます。
今は、物価上昇のため今までよりさらに失敗を恐れます。
なので失敗しないと思わせる宴会コースがとても大事になります。
これらのポイントを参考に、あなたのお店も売上アップと利益確保を実現してくださいね!
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪