商品開発というと季節メニューや限定メニューの商品開発を
思い浮かべてしまいますが、季節メニューより
既存商品のブラッシュアップの商品開発を優先すべきです。
おはようございます!
飲食店のコンサル・アドバイザーの小島です。
GW前に季節メニューの商品を投入で商品開発を進めていると思います。
これはとても大事な商品開発なのでそのまま進める必要がありますが
その後は今提供している既存商品のブラッシュアップとして
商品開発を優先して行うことをお勧めします。
それは、小島のこうした考えからです。
季節メニューは今の魅力に上乗せするもの。
既存メニューの魅力が小さければ上に載せる量も少なくなる。
季節メニューが無くなれば、また元の売上に戻ってしまう。
そして、既存メニューの魅力が小さければ
客数も増えていかず、競合店が出てくると
客を奪われてしまいます。
季節メニューは華やかで既存メニューより
売れるものです。
目立ちやすいので季節メニューに力を入れて
既存メニューをほったらかしにしてしまいやすいですが、
繁盛店こそ既存メニューのブラッシュアップに
力を入れています。
なので繁盛店は常に既存メニューのブラッシュアップのため
繁盛店視察に行き、イメージを膨らませて
アイデアを取り入れて自分のお店ならではの付加価値をプラスして
商品開発を行っています。
通年メニューが数年変わっていないのなら
ぜひ、既存メニューこそ商品開発を行いテコ入れをしてみてください。
「既存メニューが変わると常連様が・・・」
と考えるかもしれません。
それはそれで常連様専用で裏メニューで行っても良いし
いくらでも対応はできます。
人は変わることを恐れるもの、避けるもの
それは自分の安全が確認されている現状を守ろうとするからです。
ですが新しいことにチャレンジしない限り
現状は変わりません。
現状のままを守ろうとすると
時代の流れが早い今、守る事すらできないのです。
なので様々なやらない理由が出てくると思いますが
もっとお客様に喜んでもらって
スタッフにも待遇が良くなることで笑顔になってもらう。
そうすることで取引先も喜び
最終的に経営者も喜ぶことになります。
何もしなくても変化は訪れます。
でしたら自ら恐れずに変化をとって
自分の手のひらで変化を操る
こうして自分のお店を外部環境に左右されずに
自分で守る覚悟を持ってみてはいかがでしょうか。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^