飲食店で売上日報を書いているお店でも
勿体ない日報になってしまっているお店多いですね。
日報はその日の報告書ですが
売上、客数、客単価までは書いているお店がほとんどですが
ここからもう一歩踏み込んで
人時売上高を記載しているお店は少ないと思います。
人時売上高は、売上を総労働時間で割ったものでです。
例えば売上が10万で総労働時間が
店長8時間アルバイトが7時間と5時間×2人で25時間だとすると
100,000÷25=4000
人時売上高は4000円/時となります。
この数字を記載してアルバイトや社員の見えるようにして
これが4000円を下回らないようにするなど
基準を設けて周知徹底をすることが大事といえます。
業種業態にもよりますがこの数字が一つの目安にしておくと
計算もしやすく明確なので使いやすい数字といえます。
この数字がスタッフの給料の原資となります。
ここが少ないと待遇を良く出来ないということです。
なのでこの数字を上げることを意識して
日報を書くことがとても重要といえます。
そして、日報で大事なのがコメントですね。
コメントも「今日の感想を書いて」
だととても勿体ないです。
感想を書いてもその日だけの感想になってしまっては
あまり意味がありません。
感想、今日の振り返りを書いて
その後、今日のことを踏まえて次はどうするのか?
そしてそれが出来たらどうなるのか?
ここまで書くことでとても意味のある日報となります。
毎日日報を書いているとついつい惰性になりがちです。
ですがここをしっかり活用することで、
「3か月前、あなたはこんな風に日報書いていたね。」
「今はどうなったかな?」
「1年前、こうだったけど、今はどう?」
「メチャクチャ成長したね!」
と自分の成長を自己認識させることができます。
これがスタッフにとって自信にもつながり
やりがいにも影響を与えます。
今日は日報について単なる売上日報になっていないか
振り返ってみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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