人手不足で苦しみついつい意図せずに安易な求人をしてしまっているお店が多いと感じます。
「とりあえず、誰でもいいから来て欲しい」
ということが求人広告にもでている場合があります。
これは小島は十分気を付けた方が良いと思います。
それはなぜかというと
求人と教育はセットだからです。
教育は求人から始まっています。
飲食店に向かない人は
どんなに教育しても向かないと小島は思います。
どんな人でも向き不向きはあります。
それを無視したり、事実と向き合わないで
行ってもお互いに良い結果は生まれてきません。
向き不向きは業態によっても変わります。
例えば、チェーン店のように流れ作業で行うお店でしたら
一つのことをやり続ける人にとって向いています。
しかし、個人飲食店のように
ひとりがいくつもの業務を行わなければならない
しかも臨機応変に、対応することが求められる業態だと
黙々と行うことが得意な人にとっては
向かないと思います。
教育で上手く進まないということは
そのお店の求めているものとの相性が合っていないということです。
これをその人にあった業務だけを
行ってもらうことが出来れば良いのですが、
個人飲食店はそのようなポジションだけでは
成り立ちませんよね。
なので求人の時から
その向き不向きがズレないようにしなければならないです。
「誰でもカンタン」
という求人を良く見かけますが
この「誰でも」は、実際には当てはまらない人も多く存在します。
ですが、「誰でもカンタン」と記載していると
そうした複数が苦手な方でも
「自分でも大丈夫なんだ」
と思い応募してきます。
そうなると雇用した後に
そのスタッフも「うまく仕事ができない」と自信を無くし
お店も「うまく育てられないし、お客様にもご迷惑をおかけしてしまっている」
と悩みます。
自信を無くすことは、とても避けたいことといえます。
その業務や仕事がただ合わないだけなのに
自分個人全体の自信を喪失してしまいます。
なので勤務する前に雇用する前に
そして求人する時に
あなたのお店が求めている人物像をしっかりと告知することを行ってください。
勘違いしないでいただきたいのですが
あくまで
お店でお客様が喜んでもらえるようにするために
人を雇用するのであって
求人数を増やすために求人している訳ではありません。
人の苦労は一番の苦労だと思います。
小島も今までとてもたくさんの人の苦労をして
そしてそこからたくさんの学びを得てきました。
人が足りない時、どうしても焦りが先に立ち
「一刻も早くその状況から脱却したい!」
と思い、人を入れることだけに注目してしまいます。
ですが焦りの状態にいる時こそ
今の状況を第三者の目線で少し遠くから見るようにして
雇用した後のことを考えて求人してください。
あくまで求人と教育はセットなんだということを忘れないように。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
何かご相談有りましたらご相談くださいね。
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