必要とされるものを必要な人に売る。
これが一番エネルギー使わないで売る方法ですよね。
そして、商品価値も必要な人の方が高い価値を感じてもらえます。
例えば、クーラーの効いた会社内でお水。
いくらだったら買いますか?
100円くらいですよね。
でもこれが、真夏の公園で日陰もない場所。
水道もない中だったらいかがでしょうか。
200円でも買いますよね。
さらに、熱中症で倒れている方いたら
5000円でも買いますよね。
(人道的な観点は置いておいて)
極端にいうとそういうことです。
飲食店で例えると、
例えば、鍋屋さん。
鍋屋さんに行くときってどういう時でしょうか?
なぜ、鍋屋さんにいくのでしょうか?
鍋料理って、ひとつの鍋をみんなで共有しますよね。
(一人鍋除いて)
ひとつのものやひとつのこと、同じものを共有することや
同じ行動をすることは、
基本仲良くなります。
チームをまとめたい時や新入社員が入った時、
そういったチームの形成期に鍋屋さんに行くと
早くチームがまとまったりします。
ただ、食事に行くだけの理由ではないんですね。
そして仲間同士で鍋とか食べたいと思いませんか?
でも、好きでない上司と一緒には嫌だと思います。
食事だけなら同じなはずです。
なので仲が良いお友達とご家族と一緒に食べる鍋だから
最高の価値が生まれると考えられます。
ひとり鍋、本日テレビで紹介されていましたが、
鍋本来の価値を伝えることは難しいかもしれません。
鍋という価値+みんなで楽しく鍋を食べる価値=本来の鍋の価値
が
コロナ禍の一人鍋は
鍋という価値+コロナ禍でも鍋が食べられる価値=コロナ禍の鍋の価値
になっているということだと思います。
緊急事態宣言やまん延防止などが解除されたら、
このコロナ禍でも鍋が食べられる価値が無くなり
ひとりでも鍋を楽しめる価値に置き換わります。
その時のアフターコロナのひとり鍋の価値はどうなるのでしょうか?
商売の原則である
必要とされるものを必要な人に売る。
これを継続できる必要な人の数を確保できるか?
今日は考えてみていただければと思います。
今は必要な人が多いから良いかもしれませんが
1年後、2年後に必要とされるお店になるのか
よく考えていただきたいと思います。
特に個人店はブームに左右されないように。。。
いつだって商売はシンプルです。
そして飲食店は短距離走ではありません。
マラソンのように走り続ける力が必要です。
コロナブームの商売でなくて
コロナ禍が終わった後も生き残る強い
業態を
強いお店を
会社を
今こそ構築すべきだと小島は強く思います。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^)
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