メニューブックの役割はとても多く、その役割を
すべて満たしているメニューブックは本当に少ないと思います。
昨日のブログでまず、メニューには4つのステージがあることを
お伝えさせていただきました。
その4つのステージは、
①ー1 注文はできるけど注文しにくいもの
①ー2 スムーズに注文ができるもの
② お客様が食べたいものを注文できるようにするもの
③ 「お客様が注文して食事をして笑顔で注文して良かった」
と思ってもらえるような注文ができるもの
でしたね。
その中で
①ー1はメニューブックが単なるメニュー一覧になっていて
注文がしにくいメニューブックでした。
では次のステージに行くにはどうしたら良いのか?
「スムーズに注文ができるもの」
そんなメニューにするにはどうしたら良いのか?
こちらを本日のブログでお伝えさせていただきます。
スムーズに注文ができるメニューブックは、
注文しやすいようにカテゴライズできているものだと思います。
前菜・点心・揚げ物・炒め・・・
のようにカテゴリーされているもの。
このカテゴリーも
調理法で分ける場合と
食材で分ける場合や
メニューの種類によって分ける場合が多いですね。
でも上手くカテゴリーを使っているお店は
これ以外にも、
欲求を満たしたいという動機でカテゴライズする場合もあります。
例えば、
「すぐ出るおつまみ」
「あっさり料理」
「熱々料理」
「もう少し食べたい」
「日本酒に合う逸品」
というカテゴリーは、
こうした欲求を満たしたいという動機、
「すぐに食べたい」
「軽いものが食べたい」
「寒いから温まりたい」
「ちょっと物足りない」
「日本酒に合わせて食べたい」
こうした欲求に対して直接的に伝えるので
お客様にとって明確で注文しやすいといえます。
注意点としてはこうした
欲求にダイレクトに伝えるカテゴリーは
種類が多すぎると注文しにくくなります。
なのでこうしたカテゴリーは
一般的なカテゴリーの中に1~3つ程度にして
あなたのお店に来店されるお客様が
本当に必要としている欲求を満たすものにすべきだといえます。
例えば、良くお客様から言われるものが
「すぐ出る料理はどれ?」
でしたら「すぐ出るカテゴリー」をつくる。
「あっさりしたものはどれ?」とよく聞かれるのであれば
「あっさりカテゴリー」をつくる。
こうすることでお客様がメニューを見て悩む時間やストレスを
かかけることなくスムーズに注文ができるようになります。
また、このステージのメニューブックになると、
スタッフも質問を受ける回数が減るので
人件費も下げることもできますし、
スタッフの負担も減ります。
「うちはよく新規客に呼ばれて質問される」
と思いましたらもしかしてメニューブックが
ステージ①ー2にたどり着いていないかもしれません。
今日はスムーズに注文できるメニューブックになっているか
再度チェックとお客様からどんな質問が来ているか
思い出して改善してみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
購読完了チェック
購読されたら下記ボタンで既読済みにできます。