低コストで導入できるQRセルフオーダーシステム。
活用法を間違えると大幅な売上減少を招いてしまいます。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
業態によっては必須にもなっているセルフオーダーシステム。
タブレット端末やQR読み取りなどありますが
QRセルフオーダーシステムは特に導入に注意が必要です。
お客様の端末を利用するので低コストで導入でき
個人飲食店でも取り入れやすいので
焼肉、居酒屋業態からドンドン増えています。
特に飲み放題を行っているお店では必須ではないでしょうか?
導入して良かったという声も多く聞いています。
しかし、導入して売上が下がるお店も見られます。
お客様が注文しにくい、
面倒くさい、
やり方がわからない、
などデメリットもあります。
しかし、メリットも大きく悩みどころかと思います。
今日はひとつ、売上が下がらないために
QRセルフオーダーならではの対策をひとつお伝えします。
それは、商品名です。
一般に紙メニューでは商品の写真と商品名、価格以外にも
商品説明やこだわりなどが記載されています。
紙メニューの場合紙面も大きく
それらが一瞬で目に入るので
各情報を商品名と価格とともに認識されます。
しかし、QRセルフオーダーではいかがでしょうか?
商品名の一覧と価格、小さな写真しか
基本出てきません。
説明文はピックアップした商品なら
記載できますが、それを全商品行うと
注文しにくくなってしまいます。
商品名の一覧からお客様が選択する時、
悩むことが多くなるのはこれが原因です。
商品を選択する一押しの理由が足りない。
多くのお店が商品名は「普通」です。
ポテトフライ 380
枝豆 380
メンチカツ 580
マグロの刺し身 980
刺し盛り 1580
などと。
これではQRメニューをみて注文しようと
ページをスクロールしても
中々「これ美味しそう!」とはなりませんよね。
なのでQRセルフオーダーのポイントとして
商品名にお客様が注文したくなるワードを入れる
これをしてみてください。
例えば、
ハンバーグ
↓
肉汁溢れる!和牛100%手ごねハンバーグ
ポテトサラダ
↓
熟成牛タン入りポテトサラダ
せいろそば
↓
石臼挽きせいろそば
レモンサワー
↓
自家製レモン漬サワー
生ビール
↓
ドラフトマスターが注ぐ生ビール
こうした感じで商品名を考えて
QRセルフオーダーに反映させることで
お客様が注文しやすくなります。
ただ、注意点として
すべての商品にこれをやってしまうと
余計に注文しにくくなるので
商品数にもよりますが
1カテゴリーに2~3程度に
しておいてください。
あくまで売り手のお店の視点ではなく、
お客様が注文しやすくなることが目的です。
そしてお客様が注文しやすく、
お客様が一番満足できる、楽しめて
喜んでもらえることが大前提です。
QRセルフオーダーを利用しているのなら
商品名について再考してすぐにためしてみてくださいね。
紙メニューと併用しているのなら
同じ商品とわかるように紙メニューを修正するのを
お忘れなく。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪
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