こんにちは!
個人飲食店の味方
飲食店みぎうでサポート
小島です(^O^)
今日は少し数字のお話。
飲食店の繁盛の目安の
坪売上ありますよね。
一般に
坪20万以上は繁盛店
と言われています。
10坪のお店なら月200万
20坪のお店なら月400万
という感じですね。
分かりやすくていいのですが、
一概には言えないよっということを
お伝えさせて頂きますね。
飲食店の3大コストって何かわかりますか?
食材原価。
人件費。
そして
家賃。
これの3つを表して
FLR
と言われています。
F(food)フード
L(labour)人件費
R(rental)家賃
の3つです。
このFLコストで60%
FLRで70%以内でないと経営は厳しくなります。
それはその他経費で20%、利益として10%ですが
この利益から借入返済するので
最低10%は利益必要なんですね。
全部説明するといつもよりさらに長くなってしまうので、
今日はRの部分だけで(^_^)
R家賃から坪20万繁盛店を考えると、
(人件費・原価ともに30%、その他経費20%とする。)
例①
坪20万の売上、20坪の店舗、月間売上400万、家賃坪2万
家賃40万、Rコスト10%となり、利益10%の40万
例②
坪20万の売上、20坪の店舗、月間売上400万、家賃坪4万
家賃80万、Rコスト20%となり、利益0%の0
同じ坪20万の売上でも
40万と利益0の差。
都心の駅前立地だと坪4万なんて当たり前ですよね。
逆に
例③
坪10万の売上、20坪の店舗、月間売上200万、家賃坪1万
家賃20万、Rコスト10%となり、利益10%の20万
坪10万の売上でも、
例②の坪20万の利益より多いですよね。
そして
例④
坪10万の売上、20坪の店舗、月間売上200万、家賃坪0.5万
家賃10万、Rコスト5%となり、利益15%の30万
地方であるパターンです。
地方は家賃安いので、坪10万の売上でも、
30万も利益が出るということ。
これを考えると
地方の家賃で都会並の売り上げが
一番儲かるということ!
逆に考えると、
都心では、儲かりにくいということです。
最後に
坪50万売っている繁盛店の一例。
坪50万の売上、20坪の店舗、月間売上1000万、家賃坪8万
家賃160万、Rコスト16%となり、利益4%の40万
例①と利益が変わらないということ。
いくら月に1000万売っていたとしても
利益はどうなの?
ということです。
逆にいうと、
坪家賃が高いということは、
それだけ集客もしやすいということなので、
本当のお店の実力はわからないということです。
繁盛店を見るときは、
坪売上だけでなく、客単価をメニューを見て計算し、
入店時間から、滞在時間を考えて客数を出し
一日売上を出し、月間売上をはじき出して
本当に利益が出ている業態なのかを推察して
自店舗にいいところを取り入れてくださいね。
それでは、
成功への階段いっしょに上りましょう!