損をする言葉と得をする言葉
今日、報道されていた「東大女子お断り」
個人的な意見ですが、
なんだかなぁ~。
根本として自分の価値を他人との比較で見ている。
自分を上位に居座るためにサークルを利用している。
と感じられてしまいます。
東大男子のごく一部だとは思いますが残念でなりません。
この「東大女子お断り」が何かというと、
東大のサークルで結構な数が「東大女子お断り」
と掲げているそうで、東大女子は肩身が狭く差別を受けている。
報道でも言っていましたが、そんなサークルは入らなくて正解。
入ってもプラスになること少ないと思います。
元々、掲げている言葉が「東大女子お断り」では大分損しています。
言葉には損をする言葉と得をする言葉があり、飲食店でも重要で
大切なことなのでお伝えさせて頂きますね。
否定の言葉から入ると残念
損をしているという、「東大女子お断り」という言葉。
何故かというと、この言葉は否定ですよね。
しかも、全否定。
東大女子を完全に否定している。
高学歴なのに残念ですね。
自分達の価値を落としているのに気づいていないのが非常に残念。
言葉をどう使うか?この言葉をこう使ったら相手はどう感じるか?
それによって自分達がどう見られるか?
この当たり前のことを理解していない。とても残念です。
そして否定の言葉からは争いしか生まないです。
こうして今、批判的に書いていますがこれも否定なので
争いを生んでしまいます。
自分の周りにいる東大出身の方はこんな残念な事しません。
ごく一部の方が残念なことをしていて、それを慣習として良しとしている。
これだけの話です。
そして、これをどう自分達に活かしていくか?
これが大事ですね。
ここから本題に入っていきます。
自分で言葉の障壁作っていませんか?
例えば、 飲食店でいうと
「お子様お断り」
よく見かけますよね。これはどう感じますか?
普通に街で見かけるので違和感ないかもしれませんが
「東大女子お断り」と似ていますね。
お店としては、お子様に合わないお店だったり
子どものことも見れない親が来ないためにだったり
色々あると思います。
がこの否定の言葉が
店頭にあるとどうもいますか?
「怖い店主がいそう」
「中の空気が張り詰めていそう」
「お酒注文が必須なお店かな」
と入店をためらう障壁が出てきます。
※バカ親に来てもらいたくないのなら
「中身がお子様の方、ご入店お断り」
こう掲示しているお店もありますね。
他にも、
ラストオーダー30分前のご来店で
「ラストオーダーまで後30分しかないけどいいですか?」
と聞いていませんか?
ではどうしたらいいのか?
言葉は承認でつくる
「お子様お断り」のこの言葉。これが
「大人がゆっくりと落ち着ける空間のため、大人の方のみ入店できます」
だったらどうでしょうか。
子ども連れでも嫌な気持ちせずに済むし、
「ゆっくりできるお店」
「料理にもこだわっていそう」
「接客も良さそう」
とプラスのイメージが伝わると思います。
本来は言葉でなく、
(基本、掲示してあっても人は、読まないし、信じないし、行動しないので)
ファサードで「このお店は大人のためのお店なんだ」と表現するべきですが。
次にラストオーダー前のお客がご来店の時は、
「こんばんは!どうぞ!9時半ラストオーダーなんですけど
一生懸命早く料理出しますのでいいですか?」
と聞く。
まずはご来店を承認。
そして歓迎を表現。からの問い。
感じ方が全然違うと思います。
人の記憶が強く残るのは
1番目が最後。
2番目が最初。
なので最初の入店時はとても大切です。
今回の「東大女子お断り」も
「他大女子、大歓迎!優先でサークル入会できます!」
として東大女子には「ゴメンね。他大優先で。」
とすれば悲しい想いさせずに済むと思います。
でも、根本としてどうかと思いますが。。。
この東大女子お断りから、失敗事例を学んで
自店舗に活かしてくださいね。