経験の浅いスタッフにとっては「丁寧に接客して」といっても
伝わらないばかりかチグハグになってしまいやすいので
カンタンにできるポイントを伝えることが大切です。
おはようございます!
飲食店のコンサル・運営アドバイザーの小島です。
出来る人は教えるのが苦手な方も多いのではないでしょうか。
丁寧な接客も出来る人からすれば
「丁寧」という言葉ひとつかもしれませんが
出来ない人、経験のない、浅い人からすれば
「丁寧」ではアバウトすぎて何をどうもって
丁寧なのかがわかりません。
なので「丁寧に接客をして」といっても
それは意味のないことであり
混乱させ、不満に繋がりやすくなります。
「丁寧」は人により基準が異なる曖昧なキーワードだからです。
では、どうやって丁寧を実現するのか?
小島の実践してきた方法として、
行動と行動の間は、1秒の間をとることです。
よくある接客として
歩きながら
「お待たせいたしました。」
と言いながら料理を提供する。
片付けをしながら
「ありがとうございました。」
と言う。
こうした接客は、丁寧に感じませんよね。
これを丁寧にするとどうなるのかというと
間に1秒だけ間をとるようにします。
料理提供時に
テーブルに着いたら
心の中で「イチッ」と言ってから
「お待たせいたしました。」
こうすることでひとつひとつの動作が流れずに
しっかりと伝えることができます。
経験の浅いスタッフは
心の中で「イチッ」とするだけで
グッと所作が丁寧に伝わるのでお勧めです。
これは慌てやすいスタッフにも有効で
間をとることで落ち着きを得ることができます。
しかし、「忙しい時にそんなゆっくりできない」と
思われれるかもしれませんが、
忙しい時こそ大事です。
ながら作業は早いようでミスも起きやすいといえます。
そして、緩急をつけたオペレーション進行が結局は一番早いです。
お客様に前では間をおいてゆっくりと、
お客様が関係しない場面ではスピーディーに。
このメリハリが出来るまの第一歩として
まずは1秒の間をとり
動作の間に「イチッ」と入れてみてくださいね。
この「イチッ」を応用して
お客様の前でない動作の間に
「イチッ」で周囲の状況を観察してみたり
スタッフを状態を把握したりして
現場を管理してみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^