集客に力を入れようとクーポン付きチラシを今月末に入れようと
動いている飲食店も多いと思いますので
今日は飲食店側のクーポンの使い方についてお伝えさせていただきますね。
クーポンは良く考えずに行ってしまうと
単なる利益の流出になってしまうと小島は思います。
チラシにはクーポンを付けるもの。
グルメサイトにはクーポンを載せるもの。
こうした思考が停止したクーポン配布は
単なる利益の流出になってしまいやすいといえます。
例えば、
1ドリンクサービスのクーポンを付けた場合、
今はどこでも1ドリンククーポンあります。
1ドリンククーポンがあるからそのお店に行くというより
そのお店に行くことがほぼ決定していて
行くときにクーポンを探します。
クーポンが無くても来店する可能性が高いということです。
しかし、クーポンを付けることで
原価として100円程度は流出しますので
客単価2000円のお店なら5%の利益の流出となります。
5%と考えると飲食店の利益は5~15%程度なので
とても大きい割合だといえます。
客単価が4000円のお店でも2.5%です。
クーポンは数ある来店のきっかけのひとつに過ぎません。
そして、ほぼ同じ来店欲求レベルのお店で迷った時に
プラスアルファのきっかけで選択される場合には有効といえます。
しかし、多くの飲食店はそうではないですよね。
「どこでもいいから入ろう。」
「どっちに入る?」
こういったお客様を狙っているお店ではなく
「うちのお店に来たら絶対に楽しんでもらう!」
こうした気概を持ってお店を開いていると思います。
なので思考停止したクーポンは一旦ストップして
まず、良く考えてみてください。
あなたのお店を知ってもらうには
来店するきっかけが必要。
それにはどんなクーポンが良いのか?
そのクーポンを使ってもらうことで
あなたのお店を理解してもらいリピートしてもらえるのか?
ここを明確にすることがとても重要です。
クーポンは原価だけで考えるのではなく、
あなたのお店を理解してもらう手紙みたいなイメージです。
知り合いにあなたのお店に来てもらいたい時
「1ドリンクサービスするから来て」
とは誘わないですよね。
来て欲しいなら
「私の試行錯誤した自慢の料理完成したから、試食に来て。」
などと誘うと思います。
本当に来店して欲しいなら、
単なる利益の流出にならないように
そのクーポンでリピートのきっかけをつくれるように考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
購読完了チェック
購読されたら下記ボタンで既読済みにできます。